大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
戦後高度成長は「昔話」になった。停滞する構造を変えるには「昨日の成功は昨日に属する」と考え、新しい発想による国の姿を求めなければ「先進国」から脱落する。どんな舵取りが必要なのかを考えたい。
構造を変えるにはビジョン設定・合意、革新意欲が必要で、具体的施策には痛みも伴う。

ポイントは
(1)霞が関改革・地方分権推進
(2)付加価値を高める生産体系へのシフト
(3)労働輸入など、
新日本創造への変革を進めることだ。

【講座スケジュール】
第1回10月28日(金) 「成長・安定」論議　（経済成長優先か福祉路線優先か）
第2回11月25日(金) 「人口問題」（労働輸入の可否について）

名前	高村 壽一
肩書き	本学名誉教授
プロフィール	1938年東京生まれ。1961年早稲田大学第一政治経済学部卒業、日本経済新聞社に入社、論説委員・論説副主幹、コラム執筆。武蔵野大学副学長・学部長を経て、現在名誉教授。 JXホールディングス社外取締役。日本エッセイスト・クラブ賞審査委員、日本記者クラブ・コラムの会々員。著書は『石の心を―山崎方代という歌人』(邑書林)、『響きあうコラム』(草場書房)、『ことば歳時記』(角川書店)、『経営入門』(日本経済新聞新聞社)、『日本産業史(共著)』(同)など多数。