大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
8年ぶり、アメリカに新しい大統領が登場します。就任は、来年1月下旬ですが、世界が目まぐるしく動いているときに、大きな話題を撒きながら長い選挙戦を勝ち抜いて、「世界最強・最高の政治ポスト」を勝ち得た人物だけに、どの国も、だれもが、ワシントンを注視し、身構えています。果たして、グローバル化した世界の政治、経済のシステムのバランスは、どうなるのか。民族、宗教、文明の違いを乗り越えて、いま地球を覆う不安、不信の暗雲を消すことに、活路を見出すことができるのか。山積する問題を追いながら、これからの方向を探っていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月17日(月) 世界中が内部分裂の方向に傾き始めた
第2回10月24日(月) テロ拡散、多くの民間人が殺される
第3回10月31日(月) アジア動乱の火種はくすぶり続ける
第4回11月 7日(月) ヨーロッパ統合の理念はどうなる
第5回11月14日(月) 新大統領を選んだアメリカの課題
第6回11月21日(月) 資源争いはますます激化するだろう
第7回11月28日(月) 人工知能が人間を分別する可能性
第8回12月 5日(月) 2017年に向けての世界の難題

名前	浅井 泰範
肩書き	元本学教授・元朝日新聞社取締役(国際担当)
プロフィール	名古屋市生まれ。名古屋大学法学部を出て、朝日新聞社へ入る。インドネシア、ベトナム、中東地域の特派員を経て、ロンドンを本拠とするヨーロッパ総局長になり、その後、外報部長、国際本部長、取締役(国際担当)。平成10年(1998)4月から同18年(2006)3月まで、武蔵野大学現代社会学部教授。著書に『世界・日本・世界』(朝日新聞社)などがある。