講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-27 / 芸術・文化 / 学内講座コード:282019
狂言の名作を味わう
- 開催日
- 2月28日(火)~ 3月28日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
狂言の多くは、日常生活の断片を切りとり、人生の機微を軽いタッチで描いた笑劇であると言えますが、中には、構成の重厚なもの、文学性の豊かなもの、歌舞の技法が生かされたもの、痛烈な風刺の効いたものがあります。これらは、能と能とのあいだで息抜きのように軽く演じられるものではありません。
そのような名作を取り上げて、台本を読み味わい、視聴覚資料で鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 2月28日(火) 主従で連歌の付け合い――「富士松」
第2回 3月 7日(火) 上意討ちは果たされたのか――「武悪」
第3回 3月14日(火) セクト主義を風刺する――「宗論」
第4回 3月21日(火) 地蔵のお告げと夫婦愛――「川上」
第5回 3月28日(火) 語リと謡、技法の粋を尽くす――「花子」
狂言の多くは、日常生活の断片を切りとり、人生の機微を軽いタッチで描いた笑劇であると言えますが、中には、構成の重厚なもの、文学性の豊かなもの、歌舞の技法が生かされたもの、痛烈な風刺の効いたものがあります。これらは、能と能とのあいだで息抜きのように軽く演じられるものではありません。
そのような名作を取り上げて、台本を読み味わい、視聴覚資料で鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 2月28日(火) 主従で連歌の付け合い――「富士松」
第2回 3月 7日(火) 上意討ちは果たされたのか――「武悪」
第3回 3月14日(火) セクト主義を風刺する――「宗論」
第4回 3月21日(火) 地蔵のお告げと夫婦愛――「川上」
第5回 3月28日(火) 語リと謡、技法の粋を尽くす――「花子」
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |