講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-05 / 日本史 / 学内講座コード:281044d
室町時代の和泉両守護細川氏の古文書を読む 【連続講座】 史料から読み解く日本の歴史
- 開催日
- 7月 6日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
室町時代の和泉守護は、山名氏や大内氏など有力守護大名の領国となっていましたが、両氏ともに足利義満に討伐されるという運命を辿りました。義満が亡くなると、足利一門の代表格ともいうべき、管領細川氏の庶流である二つの家が、応永十五年八月から任命され、戦国期にまで、その命脈を保ちます。
管領家に比較しても、あまり目立たない和泉両守護ではありましたが、他の守護にはない特徴があります。それは、細川一族の二つの家が一つの国を地域的に分割して支配を行うのではなく、二つの家が一つの事柄に対して、同時に命令をするという特異な支配を行っていたことです。本講座では、特異とされる守護領国支配について、古文書や古記録などから確認をしながら、その要因などについて考察して行きます。
【講座スケジュール】
第1回 7月 6日(水)
室町時代の和泉守護は、山名氏や大内氏など有力守護大名の領国となっていましたが、両氏ともに足利義満に討伐されるという運命を辿りました。義満が亡くなると、足利一門の代表格ともいうべき、管領細川氏の庶流である二つの家が、応永十五年八月から任命され、戦国期にまで、その命脈を保ちます。
管領家に比較しても、あまり目立たない和泉両守護ではありましたが、他の守護にはない特徴があります。それは、細川一族の二つの家が一つの国を地域的に分割して支配を行うのではなく、二つの家が一つの事柄に対して、同時に命令をするという特異な支配を行っていたことです。本講座では、特異とされる守護領国支配について、古文書や古記録などから確認をしながら、その要因などについて考察して行きます。
【講座スケジュール】
第1回 7月 6日(水)
講師陣
名前 | 岡田 謙一 |
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肩書き | 渋谷区郷土博物館文学館学芸員・青氈文庫主催 |
プロフィール | 1966年東京生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。現在、渋谷区郷土博物館・文学館学芸員。青氈文庫主催。専門は日本中世史。『史料集「青氈文庫」所蔵文書』(共著、日本史史料研究会)、「室町後期の和泉下守護細川民部大輔基経について」(『日本歴史』566号)、「統源院春臺常繁小考ー和泉下守護細川氏の法名を手がかりにー」(『ヒストリア』167号)、「和泉上守護代宇高氏についての基礎的考察」(『622』号)「応安期における伊勢国と細川氏」(『古文書研究』64号)、「細川澄元(晴元)派の和泉守護細川元常父子について」(『戦国期畿内の政治社会構造』、和泉書院)、「細川持元書状について」(『中世後期守護権力構造の史料学的研究』)ほか |