講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-12 / 芸術・文化 / 学内講座コード:272023
能の音楽‐囃子事を中心に‐
- 開催日
- 10月13日(火)~ 2月 9日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
能の人物は、次第、名ノリ笛、一声(いっせい)、出端(では)などの演奏に乗って登場します。また、中心部では中ノ舞(ちゅうのまい)、序ノ舞(じょのまい)、舞働(まいばたらき)、カケリなどの舞踊的所作を演じます。このように、謡ではなく囃子(笛・小鼓・大鼓・太鼓)の演奏だけによって人物の登退場や演技を彩る部分を囃子事と言い、上記の他にさまざまな種類があり、楽劇としての能の最も大切な要素となっています。本講座ではビデオやテープを用い、また大倉流小鼓方の田辺恭資氏をお迎えして、囃子事の技法を解明します。これによって、より豊かに能が鑑賞できるようになれば幸いです。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(火) 囃子事とは何か
第2回10月20日(火) 出入事(登退場の音楽)その1
第3回11月10日(火) 出入事(登退場の音楽)その2
第4回11月24日(火) 太鼓のリズム
第5回12月 8日(火) 小鼓と大鼓――ゲスト:大倉流小鼓方・田辺恭資氏
第6回12月22日(火) 舞のさまざま その1
第7回 1月26日(火) 舞のさまざま その2
第8回 2月 9日(火) 舞働・カケリ・立回リ・切組・祈リ
能の人物は、次第、名ノリ笛、一声(いっせい)、出端(では)などの演奏に乗って登場します。また、中心部では中ノ舞(ちゅうのまい)、序ノ舞(じょのまい)、舞働(まいばたらき)、カケリなどの舞踊的所作を演じます。このように、謡ではなく囃子(笛・小鼓・大鼓・太鼓)の演奏だけによって人物の登退場や演技を彩る部分を囃子事と言い、上記の他にさまざまな種類があり、楽劇としての能の最も大切な要素となっています。本講座ではビデオやテープを用い、また大倉流小鼓方の田辺恭資氏をお迎えして、囃子事の技法を解明します。これによって、より豊かに能が鑑賞できるようになれば幸いです。
【講座スケジュール】
第1回10月13日(火) 囃子事とは何か
第2回10月20日(火) 出入事(登退場の音楽)その1
第3回11月10日(火) 出入事(登退場の音楽)その2
第4回11月24日(火) 太鼓のリズム
第5回12月 8日(火) 小鼓と大鼓――ゲスト:大倉流小鼓方・田辺恭資氏
第6回12月22日(火) 舞のさまざま その1
第7回 1月26日(火) 舞のさまざま その2
第8回 2月 9日(火) 舞働・カケリ・立回リ・切組・祈リ
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |