講座詳細情報
申し込み締切日:2015-10-29 / 芸術・文化 / 学内講座コード:272019
対談『百年前の女の子』の著者と黒川能を語る 船曳由美×増田正造
- 開催日
- 10月30日(金)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 10:00~12:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
船曳由美さんは、名編集者として著名ですが、母恋いを綴った『一〇〇年前の女の子』は多くの人の感動に包まれました。美智子皇后も愛読者と聞きます。それは日本の母の原点でもあり、日本の眞実を見直す提言でもありました。平凡社『太陽』の「雪国の秘事能」は、マスコミ嫌いの黒川能の心を開き、その真価を世に知らしめました。黒川村の能と人びとを語ることは、これまた人間の原点を考えることです。
能楽界の中でも四世代にわたる黒川ファンの野村万蔵一家、観世寿夫、金春信高、金剛巌から若手の清水義也ほか、黒川党が多いのです。その魅力の秘密を探ります。 (増田正造記)
【講座スケジュール】
第1回10月30日(金)
船曳由美さんは、名編集者として著名ですが、母恋いを綴った『一〇〇年前の女の子』は多くの人の感動に包まれました。美智子皇后も愛読者と聞きます。それは日本の母の原点でもあり、日本の眞実を見直す提言でもありました。平凡社『太陽』の「雪国の秘事能」は、マスコミ嫌いの黒川能の心を開き、その真価を世に知らしめました。黒川村の能と人びとを語ることは、これまた人間の原点を考えることです。
能楽界の中でも四世代にわたる黒川ファンの野村万蔵一家、観世寿夫、金春信高、金剛巌から若手の清水義也ほか、黒川党が多いのです。その魅力の秘密を探ります。 (増田正造記)
【講座スケジュール】
第1回10月30日(金)
講師陣
名前 | 増田 正造 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1930年生まれ。早稲田大学で野村万作と同級。武蔵野大学名誉教授。同大学能楽資料センター主任を長く勤める。桜間弓川に師事。観世寿夫の華の会同人。『能楽思潮』の創刊、森の薪能・大宮薪能・明治神宮薪能などの創始に関わる。能楽音の会主宰。能の記録を続ける。目下観世清和宗家を中心に4K録画を続ける。著書に『能の表現-その逆説の美学』、観世寿夫賞の『能と近代文学』、『能のデザイン』『世阿弥の世界』、共著に『能と狂言』『黒川能の世界』『マンガ能百番』『OMOTE』ほか多数。映像作品に文部大臣賞の『鑑賞入門 狂言』、『能の華』『バリ島まるかじり』ほか。永青文庫・観世文庫の評議員。 |