大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
20世紀は輝かしい発展と繁栄を見せたアメリカの世紀だったといわれます。第2次世界大戦後、アメリカは国際社会で中心的役割を果たしてきました。戦後アメリカ大統領の権限と世界的影響力は、それまでになく大きくりました。戦後の世界史は世界最大の権力者となったアメリカ大統領の外交政策を抜きには語ることができません。この傾向は21世紀に入っても続いています。
本講座は、20世紀後半以降の歴代アメリカ大統領にスポットを当て、各大統領が国際社会で起こったさまざまな出来事にどのように関与したか、影響力を行使したかを平易に解説することにより、アメリカ外交の本質を理解します。授業の導入として、オバマ政権の動向をリアルタイムで解説します。

【講座スケジュール】
第1回 5月16日(土) 第2次大戦勝利と冷戦の始まり　ルーズベルト・トルーマン
第2回 5月30日(土) キューバ危機とベトナム戦争
ケネディ・ジョンソン・ニクソン
第3回 6月13日(土) デタントから新冷戦の展開
フォード・カーター・レーガン

【教材】
戦後米国の国際関係 浅川公紀著 武蔵野大学出版会 2010年10月 3，564円

※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

名前	浅川 公紀
肩書き	本学教授
プロフィール	昭和19年山梨県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。国際政治、米国政治外交論、日米関係論専攻。筑波学院大学名誉教授。著書に『戦後米国の国際関係』『アメリカ外交の政治過程』『アメリカ大統領と外交システム』『アメリカの外交政策』『現代アメリカ政治の分析』『冷たい平和』『名著に学ぶ国際関係論』『戦後アメリカ外交の軌跡』『戦後日米関係の軌跡』などがある。