大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
国立劇場内、伝統芸能情報館において事前講義を受けた後、国立劇場小劇場で五月文楽公演を鑑賞する講座です。

人形浄瑠璃文楽人形遣いの吉田玉女が、このたび師匠だった人間国宝、吉田玉男の名を二代目として襲名いたします。その披露狂言が「一谷嫩軍記」で、師匠の当たり役、熊谷次郎直実を演じます。落ちゆく平家と追う源氏、一谷の合戦では源氏の武将、熊谷次郎直実が平敦盛の首を討ちます。しかしその首は、実はわが子、小次郎のもので、直実は敦盛を助けたのでした。世の無常を感じた熊谷は出家する─という見所たっぷりの「戦国ドラマ」です。

【講座スケジュール】
第1回 5月10日(日) (9:30～10:40)事前講義 鈴木隆敏担当
(11:00～17:00)公演鑑賞
第一部「一谷嫩軍記」鑑賞途中、昼食を2階食堂「十八番(おはこ)」でとります。(幕内弁当)

名前	鈴木 隆敏
肩書き	元慶應義塾大学大学院講師
プロフィール	1962年、慶應義塾大学文学部卒業。株式会社産経新聞社入社、編集局社会部など。同社常務取締役販売担当、夕刊フジ代表などを経て、1998年～2004年、財団法人彫刻の森美術館、上野の森美術館館長。2005年～2014年3月、慶應義塾大学大学院アートマネジメント分野講師。現在(公財)東京オペラシティ財団評議員、(公財)千葉県金谷美術館シニアアドバイザー