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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-13 / その他教養:芸術・文化 / 学内講座コード:271069

勧進帳と娘道成寺 - 歌舞伎が能から摂取したもの -

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月14日(火)~ 7月28日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
能は室町時代、歌舞伎は江戸時代、200年ほどの隔たりを経て生まれた、日本の代表的な伝統芸能であり、古典劇であり、楽劇であります。ですから共通点、類似点がたくさんありますが、その一方では、地味と派手、集中と開放、求心的と遠心的と、まったく反対の性格をもった芸能でもあります。
今回の講座では、能は歌舞伎にどういう影響を及ぼしているか、歌舞伎は能から何を摂取しどのようにアレンジして独自の世界を作り出しているかということを、名曲「安宅」と「勧進帳」、「道成寺」と「京鹿子娘道成寺」の場合にしぼり、それぞれの台本を読み、演技・演出の変遷を探り、能と歌舞伎の特徴を具体的に解明し鑑賞していくことにします。

【講座スケジュール】
第1回 4月14日(火) 能「安宅」を読む――軍記から芸能へ
第2回 4月28日(火) 能「安宅」を観る――能ならではの劇性
第3回 5月19日(火) 歌舞伎「勧進帳」を読む――作の意図と名優たちの演出
第4回 6月 2日(火) 歌舞伎「勧進帳」を観る――楽劇としての味わい方
第5回 6月16日(火) 能「道成寺」を読む――執心と情念のドラマ
第6回 6月30日(火) 能「道成寺」を観る――口伝・秘伝の諸相
第7回 7月14日(火) 歌舞伎「京鹿子娘道成寺」を読む――変化物組曲舞踊の構成
第8回 7月28日(火) 歌舞伎「京鹿子娘道成寺」を観る――女方芸術の粋

講師陣

名前 羽田 昶
肩書き 本学客員教授
プロフィール 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。
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