講座詳細情報
申し込み締切日:2015-03-08 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:262095
今、再び『方丈記』を読む
- 開催日
- 3月 9日(月)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 12:45~14:45
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『方丈記』には、安元の大火・治承の旋風・福原遷都・養和の飢饉・元暦の大地震の五つの「世の不思議を見る事」が生々しく描かれています。その多くは鴨長明が実際に見た経験であり、福原遷都の折など、その地まで自ら出かけています。この「福原遷都」は、他の四つと異なり、「人災」です。3.11の大地震、大津波のときで言えば「福島の原発事故」です。次の「養和の飢饉」も天災に加えて、戦乱など人災の側面が大きい。
こうした災害を一緒くたにして「ひとの世の無常」を説いているのであろうか。もう一度『方丈記』を「人災」に焦点をあてて読み直してみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 3月 9日(月)
『方丈記』には、安元の大火・治承の旋風・福原遷都・養和の飢饉・元暦の大地震の五つの「世の不思議を見る事」が生々しく描かれています。その多くは鴨長明が実際に見た経験であり、福原遷都の折など、その地まで自ら出かけています。この「福原遷都」は、他の四つと異なり、「人災」です。3.11の大地震、大津波のときで言えば「福島の原発事故」です。次の「養和の飢饉」も天災に加えて、戦乱など人災の側面が大きい。
こうした災害を一緒くたにして「ひとの世の無常」を説いているのであろうか。もう一度『方丈記』を「人災」に焦点をあてて読み直してみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 3月 9日(月)
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |