大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
小沢一郎らの自民党離党を受けて行われた総選挙は、自民党が過半数を獲得できず、非自民の八党派が連立する細川政権が誕生。自民党は結党以来初めて野党に転落し、二大政党につながる衆院への小選挙区制導入も日の目をみる。
しかし、非自民政権は、ぜい弱で間もなく社会党とさきがけが離反。そこを突いた自民党は長年のライバルだった社会党の委員長をかついで政権を奪還。社会党首相が退陣すると、非自民側の政党を巧みに取り込みながら政権を維持する。
こうした中で、非自民側も自民に対抗しうる政党として民主党を結成。二大政党の“形”がようやく見え始める。

【講座スケジュール】
第1回 1月26日(月) 細川 護煕 登場・退場格好よく “殿様宰相”の功罪
第2回 2月23日(月) 村山 富市 自民“ウルトラC” 社党崩壊と引き換えに
第3回 3月23日(月) 小渕 恵三 “凡人”首相、小沢との因縁の果てに

名前	築地 政彦
肩書き	元中日新聞政治部記者・大阪支社長
プロフィール	徳島県生まれ。慶応大学法学部を経て1969年、中日新聞(東京新聞)入社。 77年から20年にわたり政治部に在籍し、福田赳夫首相から橋本首相まで10代の政権を担当。野党、自民党、首相官邸クラブの各キャップ、政治部デスクを務める。 その後、大阪支社長、三重テレビ放送常務取締役などを歴任。 この間、97年8月から3年半にわたり、月刊誌「中部財界」でのコラム「政界時評」を執筆。 三重テレビでは夕方の情報番組でキャスターとして「永田町を読む」を1年半担当し、自民党の安倍政権崩壊から民主党政権誕生にいたる永田町の動きを解説した。