講座詳細情報
申し込み締切日:2014-10-13 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:262020
能の劇性さまざま
- 開催日
- 10月14日(火)~ 2月10日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
能の脚本である謡の詞章を読み味わったのちに、ビデオで鑑賞することにします。
一口に能といっても、ひたすら美しいもの、静かなものもあれば、また、人生の深淵をのぞき見るようなものも、躍動的で娯楽的なものもあります。
そこで、今回は、ファンタスティックな〈羽衣〉に始まり、転じて人間ドラマの諸相を描く〈綾鼓〉〈熊野〉〈善知鳥〉〈三井寺〉〈鉄輪〉(以上は名作ながら作者不詳)をたどり、観世信光の幽玄能〈遊行柳〉と観世長俊の直面・斬合物〈正尊〉まで、能の劇性を多角的に見ていきます。
【講座スケジュール】
第1回10月14日(火) 〈羽 衣〉 天上世界への憧れ
第2回10月28日(火) 〈綾 鼓〉 身分と年齢を隔てた恋
第3回11月11日(火) 〈熊 野〉 現在能・鬘物の名曲
第4回11月25日(火) 〈善知鳥〉 殺生禁断の報い
第5回12月 9日(火) 〈三井寺〉 月下に鐘撞く狂女
第6回 1月13日(火) 〈鉄 輪〉 嫉妬と呪詛の悲劇
第7回 1月27日(火) 〈遊行柳〉 雅びな老木の精
第8回 2月10日(火) 〈正 尊〉 迫真の論戦と活劇
能の脚本である謡の詞章を読み味わったのちに、ビデオで鑑賞することにします。
一口に能といっても、ひたすら美しいもの、静かなものもあれば、また、人生の深淵をのぞき見るようなものも、躍動的で娯楽的なものもあります。
そこで、今回は、ファンタスティックな〈羽衣〉に始まり、転じて人間ドラマの諸相を描く〈綾鼓〉〈熊野〉〈善知鳥〉〈三井寺〉〈鉄輪〉(以上は名作ながら作者不詳)をたどり、観世信光の幽玄能〈遊行柳〉と観世長俊の直面・斬合物〈正尊〉まで、能の劇性を多角的に見ていきます。
【講座スケジュール】
第1回10月14日(火) 〈羽 衣〉 天上世界への憧れ
第2回10月28日(火) 〈綾 鼓〉 身分と年齢を隔てた恋
第3回11月11日(火) 〈熊 野〉 現在能・鬘物の名曲
第4回11月25日(火) 〈善知鳥〉 殺生禁断の報い
第5回12月 9日(火) 〈三井寺〉 月下に鐘撞く狂女
第6回 1月13日(火) 〈鉄 輪〉 嫉妬と呪詛の悲劇
第7回 1月27日(火) 〈遊行柳〉 雅びな老木の精
第8回 2月10日(火) 〈正 尊〉 迫真の論戦と活劇
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |