大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
歌舞伎の演目にはどういう種類があり、どういう歴史的背景、成立事情があるか。歌舞伎の演技と演出を形づくっているせりふ術と音楽技法にはどういう特徴があるか。俳優の演技と役柄の分化はどのように関わってきたか。そのような事柄を知ることによって、歌舞伎をより楽しく、より深く鑑賞できるように、お話ししたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月15日(火) 純歌舞伎と義太夫狂言
第2回 5月13日(火) 時代物と世話物
第3回 5月27日(火) 歌舞伎のせりふ術
第4回 6月10日(火) 舞踊の世界
第5回 7月 1日(火) 歌舞伎音楽の種類
第6回 7月15日(火) 下座音楽のはたらき
第7回 7月29日(火) 女方と立役
第8回 8月19日(火) 俳優と家の芸

名前	羽田 昶
肩書き	本学客員教授
プロフィール	1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。