講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-11 / 世界史 / 学内講座コード:261064
ヨーロッパの歴史を学びなおす
- 開催日
- 5月12日(月)~ 7月14日(月)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今年度前期の授業では、宗教改革とその後に引き続く混乱と新生の時代について学びます。16世紀、17 世紀が中心になります。近代はルネサンスと宗教改革を境に始まったといわれることがよくあります。しかし、その後の歴史への影響という観点で評価すれば、宗教改革の方がはるかに重要な出来事と言えます。ルターの「95か条の論題」に象徴される一連のカトリック教会批判は、キリスト教共同体としてのヨーロッパ社会をその根底から突き崩す働きをもたらしました。
また、この時代は、ハプスブルク帝国への抵抗が各地で活発化した時代でもありました。この動きは、たとえばオランダの独立となって現れます。こうしてこの時代は、主権国家の成立に向けての動きと、カトリック教会とプロテスタント諸派の対立が絡んで複雑な状況が作り出されました。授業では、このような大きな変動期をじっくり学んでみたいと思います。高校の授業の復習をされたい方、ヨーロッパの歴史に関心のある方、どなたでも結構です。ふるってご参加ください。
※持ち物:教科書とノート
【講座スケジュール】
第1回 5月12日(月) 主権国家体制の形成―フランスを中心に
第2回 6月 9日(月) 宗教改革後の国際政治
第3回 7月14日(月) 16、17 世紀イングランドの政治
今年度前期の授業では、宗教改革とその後に引き続く混乱と新生の時代について学びます。16世紀、17 世紀が中心になります。近代はルネサンスと宗教改革を境に始まったといわれることがよくあります。しかし、その後の歴史への影響という観点で評価すれば、宗教改革の方がはるかに重要な出来事と言えます。ルターの「95か条の論題」に象徴される一連のカトリック教会批判は、キリスト教共同体としてのヨーロッパ社会をその根底から突き崩す働きをもたらしました。
また、この時代は、ハプスブルク帝国への抵抗が各地で活発化した時代でもありました。この動きは、たとえばオランダの独立となって現れます。こうしてこの時代は、主権国家の成立に向けての動きと、カトリック教会とプロテスタント諸派の対立が絡んで複雑な状況が作り出されました。授業では、このような大きな変動期をじっくり学んでみたいと思います。高校の授業の復習をされたい方、ヨーロッパの歴史に関心のある方、どなたでも結構です。ふるってご参加ください。
※持ち物:教科書とノート
【講座スケジュール】
第1回 5月12日(月) 主権国家体制の形成―フランスを中心に
第2回 6月 9日(月) 宗教改革後の国際政治
第3回 7月14日(月) 16、17 世紀イングランドの政治
備考
講師陣
名前 | 中村 孝文 |
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肩書き | 本学副学長・教授 |
プロフィール | 国際基督教大学大学院博士後期課程修了。国際基督教大学教養学部助手、東洋大学法学部非常勤講師、日本大学法学部非常勤講師などをへて、現在、武蔵野大学副学長、政治経済学部教授。青山学院大学大学院法学研究科・法学部非常勤講師。武蔵野大学で「デモクラシー論特論」「政治学概論」「政治学史」など、青山学院大学で「政治学研究」、「政治学原論」を担当。主な著作・論文・翻訳は、『現代政治の諸相』(八千代出版)、『政治学批判』(みすず書房)、『デモクラシーとは何か』(岩波書店)、『政治理論史』(DTP出版)、「『過去の現存』とアメリカのデモクラシー」(『思想』991号)、「シティズンシップと政治的判断力についての一考察」(『武蔵野大学政治経済研究所年報』第1号)など。 |