講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-08 / 日本史:世界史:その他教養 / 学内講座コード:261061d
江戸時代の外交文書 ─日朝外交の記録『対馬宗家文書(つしまそうけもんじょ)』を読む─
- 開催日
- 7月 9日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
江戸時代には、徳川幕府の成立、豊臣氏の滅亡を経て「天下泰平」となり、幕府、諸大名家に仕える武家はもちろん、都市や農村に住む庶民の間にも記録を目的とした古文書が数多く残されるようになりました。本講義では多くの古文書の中でも日朝外交の記録『対馬宗家文書』に焦点を当て、朝鮮国王と徳川将軍との間で取り交わされた「国書」はもとより、老中から対馬藩主への「奉書」、諸実務を書き留めた藩政記録「毎日記」や庶民の日記など、漢文体から候文、仮名交じりの文章等、様々な形式の史料に触れることで、長らく「鎖国」と言われてきた江戸時代の外交政策の一側面の新知識を得るとともに、多種多様な近世文書への理解を深めることを目的とします。
【講座スケジュール】
第1回 7月 9日(水)
江戸時代には、徳川幕府の成立、豊臣氏の滅亡を経て「天下泰平」となり、幕府、諸大名家に仕える武家はもちろん、都市や農村に住む庶民の間にも記録を目的とした古文書が数多く残されるようになりました。本講義では多くの古文書の中でも日朝外交の記録『対馬宗家文書』に焦点を当て、朝鮮国王と徳川将軍との間で取り交わされた「国書」はもとより、老中から対馬藩主への「奉書」、諸実務を書き留めた藩政記録「毎日記」や庶民の日記など、漢文体から候文、仮名交じりの文章等、様々な形式の史料に触れることで、長らく「鎖国」と言われてきた江戸時代の外交政策の一側面の新知識を得るとともに、多種多様な近世文書への理解を深めることを目的とします。
【講座スケジュール】
第1回 7月 9日(水)
講師陣
名前 | 横山 恭子 |
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肩書き | 日本学術振興会特別研究員PD 慶応義塾大学非常勤講師 |
プロフィール | 現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学史料編纂所)、慶應義塾大学文学部非常勤講師。 専門は近世日朝関係史、朝鮮通信使研究。朝鮮学会、日本歴史学会等に所属。東京学芸大学教育学部在籍中、大韓民国ソウル市立大学へ交換留学、慶應義塾大学文学研究科前期博士課程修了、後期博士課程単位取得退学。第8回「徳川奨励賞」受賞。主要著書『近世公文書論-公文書システムの形成と発展-』(共著、岩田書院)、主要論文「朝鮮通信使の乗馬調達」(『朝鮮学報』)、「近世中期加越能地域の朝鮮人御用-享保四年越中国砺波郡の駅馬派遣から-」(『日本歴史』)など。 |
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