講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-15 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:261061a
古文書学とは
- 開催日
- 4月16日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
歴史学における基礎学である古文書学とはどういうものなのかについて、文書史料の実例を配布して具体的に説明します。歴史学はその事実を確定するために、いろいろな種類の性質の異なる史料を用いますが、その中で最も重要な史料が古文書です。特定された個人または共同体などの対象に対して、発給者の意志表示の手段として文字によって記されていることが古文書の本質です。古文書にはこのように発給者である差出者と宛名の受取人が存在するのですが、この両者の関係によって文書の様式や文章の表記には多様な差異が規定されています。また授受者の身分や地位だけでなく時代の変遷や地域によってもその違いが見られます。古文書を歴史史料として用いるための基本的な基礎知識として、古文書の持つ複雑な性質や知識を体系化した学問が古文書学ということになります。今回の講座では、古文書学とは何かということをわかりやすく説明してみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 4月16日(水)
歴史学における基礎学である古文書学とはどういうものなのかについて、文書史料の実例を配布して具体的に説明します。歴史学はその事実を確定するために、いろいろな種類の性質の異なる史料を用いますが、その中で最も重要な史料が古文書です。特定された個人または共同体などの対象に対して、発給者の意志表示の手段として文字によって記されていることが古文書の本質です。古文書にはこのように発給者である差出者と宛名の受取人が存在するのですが、この両者の関係によって文書の様式や文章の表記には多様な差異が規定されています。また授受者の身分や地位だけでなく時代の変遷や地域によってもその違いが見られます。古文書を歴史史料として用いるための基本的な基礎知識として、古文書の持つ複雑な性質や知識を体系化した学問が古文書学ということになります。今回の講座では、古文書学とは何かということをわかりやすく説明してみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 4月16日(水)
講師陣
名前 | 漆原 徹 |
---|---|
肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 文学博士(史学) 慶應義塾大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得終了 慶應義塾大学・同大学院・日本女子大学講師 著書 『中世軍忠状とその世界』・吉川弘文館、『今日の古文書』第三巻・雄山閣、『日本法制史史料集』・慶應義塾大学出版会、『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、『長野県上田市殿城字岩清水地区の総合歴史調査』科研報告書、『麻布善福寺蔵・亜米利加ミニストル旅宿記』港区教育委員会、『南北朝百話』二玄社など |