講座詳細情報
申し込み締切日:2014-08-26 / 文学 / 学内講座コード:261034
『枕草子』日記的章段を読む ─清少納言と藤原斉信─
- 開催日
- 8月27日(水)~ 9月10日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『枕草子』の日記的章段と呼ばれる部分からは、作者清少納言をとりまくさまざまな人間関係をうかがい知ることができます。中宮定子の父藤原道隆の死後、内覧の宣旨を得た弟の道長は、まもなく右大臣に任ぜられ、定子の兄、内大臣伊周をしのぐ権力を握ります。そして、従者たちがひきおこした花山院に対する不敬事件が引き金となって、とうとう伊周とその弟隆家は都を追われることになります。そんな不穏な空気のなか、清少納言もまた安閑としてはいられませんでした。
今回は、「頭中将」と呼ばれる藤原斉信と清少納言との関係を中心に、周辺の資料も参照しながら、当時の貴族と女房との交渉について考えてみようと思います。
※持ち物:筆記用具
【講座スケジュール】
第1回 8月27日(水) 「頭中将のすずろなるそらごとを聞きて」壱
第2回 8月27日(水) 「頭中将のすずろなるそらごとを聞きて」弐
第3回 9月10日(水) 「かへる年の二月二十余日」壱
第4回 9月10日(水) 「かへる年の二月二十余日」弐
『枕草子』の日記的章段と呼ばれる部分からは、作者清少納言をとりまくさまざまな人間関係をうかがい知ることができます。中宮定子の父藤原道隆の死後、内覧の宣旨を得た弟の道長は、まもなく右大臣に任ぜられ、定子の兄、内大臣伊周をしのぐ権力を握ります。そして、従者たちがひきおこした花山院に対する不敬事件が引き金となって、とうとう伊周とその弟隆家は都を追われることになります。そんな不穏な空気のなか、清少納言もまた安閑としてはいられませんでした。
今回は、「頭中将」と呼ばれる藤原斉信と清少納言との関係を中心に、周辺の資料も参照しながら、当時の貴族と女房との交渉について考えてみようと思います。
※持ち物:筆記用具
【講座スケジュール】
第1回 8月27日(水) 「頭中将のすずろなるそらごとを聞きて」壱
第2回 8月27日(水) 「頭中将のすずろなるそらごとを聞きて」弐
第3回 9月10日(水) 「かへる年の二月二十余日」壱
第4回 9月10日(水) 「かへる年の二月二十余日」弐
講師陣
名前 | 稲垣 智花 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。カリタス女子短期大学非常勤講師。武蔵野大学非常勤講師。中古・中世の物語文学、歴史物語専攻。 |
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