講座詳細情報
申し込み締切日:2013-12-02 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:252063
中世イギリスの英語
- 開催日
- 12月 3日(火)~ 1月28日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
最も古い英語の文献は7 世紀後半に現れますが、今の英語とは大きく異なった文法や語彙を持っています。それが現在の英語に近い姿になるのは中世の終わる16 世紀頃です。この講座では、中世の英語がどのように変化して今使われている近代英語(Modern English)に近づいて行くかを、文化史と言語変化の両面から概観します。具体的には、他の西洋言語との関係、文字の使用の始まり、中世前半のアングロ・サクソン時代の英語(古英語)、中世後半の英語(中英語)、そして、近代英語への変化を見ていきます。特に、チョーサーの『カンタベリー物語』を生んだ中世末期の英語について、一定の長さの文章を参照して、今の英語との違いを検討します。受講者の制限はありませんが、高校入学時程度の基礎的な英語能力があれば分かりやすいと思います。
【講座スケジュール】
第1回12月 3日(火) 英語の誕生と中世前期の英語(古英語)
第2回12月17日(火) 英語と他の言語の関係、中世後期の英語(中英語)
第3回 1月14日(火) チョーサーの作品など中世末期の英語を読む
第4回 1月28日(火) 近代英語への変化
最も古い英語の文献は7 世紀後半に現れますが、今の英語とは大きく異なった文法や語彙を持っています。それが現在の英語に近い姿になるのは中世の終わる16 世紀頃です。この講座では、中世の英語がどのように変化して今使われている近代英語(Modern English)に近づいて行くかを、文化史と言語変化の両面から概観します。具体的には、他の西洋言語との関係、文字の使用の始まり、中世前半のアングロ・サクソン時代の英語(古英語)、中世後半の英語(中英語)、そして、近代英語への変化を見ていきます。特に、チョーサーの『カンタベリー物語』を生んだ中世末期の英語について、一定の長さの文章を参照して、今の英語との違いを検討します。受講者の制限はありませんが、高校入学時程度の基礎的な英語能力があれば分かりやすいと思います。
【講座スケジュール】
第1回12月 3日(火) 英語の誕生と中世前期の英語(古英語)
第2回12月17日(火) 英語と他の言語の関係、中世後期の英語(中英語)
第3回 1月14日(火) チョーサーの作品など中世末期の英語を読む
第4回 1月28日(火) 近代英語への変化
講師陣
名前 | 末松 良道 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程満期退学 文学修士 元武蔵野大学教授 中世英文学、特に中世イギリス演劇を研究領域とする。 主な著作・論文として「マリ・ド・フランスの狼男伝説─ビスクラヴレットをめぐって─」(『世界文学』第84号)、「“Deeme Love”、あるいはニコラスの密かな歓び─『カンタベリ物語』における学僧─」(『世界文学』第89号)。 |