講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-10 / 芸術・文化 / 学内講座コード:252019
能楽初心講 その3
- 開催日
- 10月11日(金)~12月 6日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:00~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今回の能楽初心講は、さまざまな形で継承された能の姿をテーマとします。
七世紀近くを生き抜いた芸能を支えるものがなにか。その比類なき生命への賛歌でもあります。側面からの能楽史を、映像をご覧にいれながらお話しいたします。
(1)興福寺の能
現在の観世・金春・宝生・金剛は、興福寺に直属する芸能集団でありました。興福寺が能の母胎であったのです。春日若宮御祭と元祖・薪能。現代にまでその心は脈々として継承されているのです。
(2)本願寺の能
『中央公論』に私が書いた「能と本願寺と宗教劇と」が、武蔵野女子大学に能楽資料センターが生まれるひとつのきっかけとなりました。最古の国宝能舞台の現存する本願寺は、能に深い深い関わりをもつのです。
【講座スケジュール】
第1回10月11日(金) 興福寺の能
第2回10月25日(金) 本願寺の能
第3回11月 8日(金) 厳島神社の能
第4回11月22日(金) 黒川の能
第5回12月 6日(金) 佐渡の能
今回の能楽初心講は、さまざまな形で継承された能の姿をテーマとします。
七世紀近くを生き抜いた芸能を支えるものがなにか。その比類なき生命への賛歌でもあります。側面からの能楽史を、映像をご覧にいれながらお話しいたします。
(1)興福寺の能
現在の観世・金春・宝生・金剛は、興福寺に直属する芸能集団でありました。興福寺が能の母胎であったのです。春日若宮御祭と元祖・薪能。現代にまでその心は脈々として継承されているのです。
(2)本願寺の能
『中央公論』に私が書いた「能と本願寺と宗教劇と」が、武蔵野女子大学に能楽資料センターが生まれるひとつのきっかけとなりました。最古の国宝能舞台の現存する本願寺は、能に深い深い関わりをもつのです。
【講座スケジュール】
第1回10月11日(金) 興福寺の能
第2回10月25日(金) 本願寺の能
第3回11月 8日(金) 厳島神社の能
第4回11月22日(金) 黒川の能
第5回12月 6日(金) 佐渡の能
講師陣
名前 | 増田 正造 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1930年東京生まれ。早稲田大学では元武蔵野女子大学学長・大河内昭爾、狂言の人間国宝・野村万作、日本舞踊の芸術院会員・花柳寿輔と同級。武蔵野大学名誉教授。本学能楽資料センターの創立に関わり、長く主任を務める。『能の表現―逆説の美学』は10万部を超える能のベストセラー。『能と近代文学』で観世寿夫記念法政大学能楽賞。長く能の普及に努め、薪能やイベント、多数の海外公演に関わる。映像作家。日本伝統文化振興財団『増田教授の映像バリ島まるかじり』に続き、東映から『能の華』、観世清和・観世三郎太の能の美をさぐるDVDを刊行。 |