講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-18 / 芸術・文化:宗教・哲学 / 学内講座コード:251064
仏教美術の魅力 ―唐招提寺の美術―
- 開催日
- 4月19日(金)~ 6月28日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,300円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
奈良の唐招提寺は、天平勝宝5年(753)に来日した唐僧・鑑真和上が亡くなるまで過ごした寺院で、奈良時代末期から平安時代初期にかけて造られた古仏が数多く残っています。金堂には盧舎那仏坐像を中心に、薬師如来立像と千手観音立像が安置され、御影堂(みえいどう)には日本最古の肖像彫刻といわれる鑑真和上坐像、新宝蔵には彫刻史上重要な木彫群が収蔵されています。また金亀舎利塔は南北朝時代の作品ですが、鑑真が携えてきた仏舎利が納められており、唐招提寺の創建にかかわる重要な工芸品です。この寺院を代表するこれらの彫刻や工芸について、歴史的背景や美術様式とともに成り立ちや問題点、見どころなどを探ってゆきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月19日(金) 鑑真和上とその肖像
第2回 5月17日(金) 新宝蔵の木彫像
第3回 5月31日(金) 金堂の安置仏(1)
第4回 6月14日(金) 金堂の安置仏(2)
第5回 6月28日(金) 金亀舎利塔
奈良の唐招提寺は、天平勝宝5年(753)に来日した唐僧・鑑真和上が亡くなるまで過ごした寺院で、奈良時代末期から平安時代初期にかけて造られた古仏が数多く残っています。金堂には盧舎那仏坐像を中心に、薬師如来立像と千手観音立像が安置され、御影堂(みえいどう)には日本最古の肖像彫刻といわれる鑑真和上坐像、新宝蔵には彫刻史上重要な木彫群が収蔵されています。また金亀舎利塔は南北朝時代の作品ですが、鑑真が携えてきた仏舎利が納められており、唐招提寺の創建にかかわる重要な工芸品です。この寺院を代表するこれらの彫刻や工芸について、歴史的背景や美術様式とともに成り立ちや問題点、見どころなどを探ってゆきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月19日(金) 鑑真和上とその肖像
第2回 5月17日(金) 新宝蔵の木彫像
第3回 5月31日(金) 金堂の安置仏(1)
第4回 6月14日(金) 金堂の安置仏(2)
第5回 6月28日(金) 金亀舎利塔
講師陣
名前 | 下野 玲子 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科美術史専攻博士後期課程単位取得。 早稲田大学會津八一記念博物館助手を経て、現在は同大学および武蔵野大学、多摩美術大学で非常勤講師を勤める。専門は日本・中国の古代美術史、仏教美術史。現在は中国・敦煌莫高窟の唐代壁画を研究テーマとしている。 論文に「敦煌莫高窟第二一七窟南壁経変の新解釈」(『美術史』157)ほか。 |