講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-08 / 芸術・文化 / 学内講座コード:251021
観阿弥・世阿弥・元雅・禅竹の能
- 開催日
- 4月 9日(火)~ 9月 3日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
観阿弥は室町初期に能の作品・演技・演出の基礎を築きました。世阿弥は観阿弥の子で、父の芸を大きく発展させ洗練させました。古作の能や父の作を改作したことでも知られます。観世十郎元雅は世阿弥の子で、早世したものの美しい詩劇を残しました。金春禅竹氏信は世阿弥の娘婿で、世阿弥の継承者として幽玄な能を作りました。
この四人の作った能は、今も名作の誉れ高く、演じ継がれています。その中から8編の作品を読み、ビデオで鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 4月 9日(火) 源氏物の古作「葵上」(世阿弥改作)
第2回 5月 7日(火) 会話劇と芸尽し「自然居士」(観阿弥作)
第3回 5月28日(火) 深草少将の執心「通小町」(観阿弥作)
第4回 6月11日(火) 優美な修羅能「敦盛」(世阿弥作)
第5回 6月25日(火) 月の精と化した老女「姨捨」(世阿弥作)
第6回 7月23日(火) 盲目の心に甦る幻想「弱法師」(元雅作)
第7回 8月 6日(火) 源氏物の夢幻能「野宮」(禅竹作)
第8回 9月 3日(火) 式子内親王の悲恋「定家」(禅竹作)
観阿弥は室町初期に能の作品・演技・演出の基礎を築きました。世阿弥は観阿弥の子で、父の芸を大きく発展させ洗練させました。古作の能や父の作を改作したことでも知られます。観世十郎元雅は世阿弥の子で、早世したものの美しい詩劇を残しました。金春禅竹氏信は世阿弥の娘婿で、世阿弥の継承者として幽玄な能を作りました。
この四人の作った能は、今も名作の誉れ高く、演じ継がれています。その中から8編の作品を読み、ビデオで鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回 4月 9日(火) 源氏物の古作「葵上」(世阿弥改作)
第2回 5月 7日(火) 会話劇と芸尽し「自然居士」(観阿弥作)
第3回 5月28日(火) 深草少将の執心「通小町」(観阿弥作)
第4回 6月11日(火) 優美な修羅能「敦盛」(世阿弥作)
第5回 6月25日(火) 月の精と化した老女「姨捨」(世阿弥作)
第6回 7月23日(火) 盲目の心に甦る幻想「弱法師」(元雅作)
第7回 8月 6日(火) 源氏物の夢幻能「野宮」(禅竹作)
第8回 9月 3日(火) 式子内親王の悲恋「定家」(禅竹作)
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より、同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)ほか。 |