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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-02 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242060

古文書講座 親鸞の文書を読む

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月 3日(水)~ 3月 6日(水)
講座回数
12回
時間
16:45~18:15
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
鎌倉時代に常陸国を拠点にして下野・武蔵国に「浄土真宗」の教えを説いた親鸞聖人が、門徒に対して自ら記した文書(消息・法語)を読み解きながら、語られる教えの具体的な内容とともに、東国に生まれた門徒集団の姿をたどります。まず親鸞聖人の生涯をふまえ、文書を読み進めながら、特に東国門徒への教化のなかで形作られた親鸞聖人の教説に注目したいと思います。なお教材は、西・東本願寺や高田専修寺に伝わる親鸞の筆跡を伝えた真筆の写真とともに、本願寺従覚により編集された親鸞文書集である「末燈鈔」等におさめられた文書のコピーを用いる予定です。

【講座スケジュール】
第1回 10月 3日(水)  親鸞聖人の生涯―「親鸞伝絵」の世界―
第2回 10月17日(水)  親鸞譲状(西本願寺蔵)
第3回 10月31日(水)  親鸞書状(西本願寺蔵)「いまこセんのはゝ」宛
第4回 11月14日(水)  親鸞書状(西本願寺蔵)「ひたち人々」宛
第5回 11月28日(水)  親鸞書状(高田専修寺蔵)「真仏御房」宛 12月15日
第6回 12月 5日(水)  親鸞書状写(「末燈鈔」)
第7回 12月19日(水)  親鸞書状(高田専修寺蔵)「たかたの入道」宛
第8回  1月 9日(水)  親鸞書状(高田専修寺蔵)「しんふつの御房」宛 10月2日
第9回  1月23日(水)  親鸞書状(高田専修寺蔵)「覚信御房」宛 建長8年5月28日
第10回  2月 6日(水)  親鸞書状写(高田専修寺蔵)「浄信御房」宛
第11回  2月20日(水)  親鸞法語(東本願寺蔵) 建長7年10月3日
第12回  3月 6日(水)  親鸞義絶状写(高田専修寺蔵)

講師陣

名前 永村 眞
肩書き 日本女子大学教授・神奈川県立金沢文庫長
プロフィール 昭和23年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒、同大学院文学研究科博士課程中退、東京大学史料編纂所助手・助教授を経て、現在日本女子大学文学部教授、神奈川県立金沢文庫長兼務。
著書『中世東大寺の組織と経営』(塙書房刊)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館刊)、編著『醍醐寺の歴史と文化財』(勉誠出版刊)、論文「親鸞聖人の消息と法語」(『高田学報』94 号)、「中世真宗高田門徒の「聖教」」(『日本中世における仏と神』、吉川弘文館刊)、「親鸞-「浄土真宗」と東国門-」(『人物にみる栃木の歴史』、随想舎刊)、「親鸞と良忠-その教化と説教-」(『中世文化と浄土真宗』、思文閣出版)等。
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