大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
お釈迦様は80 歳で、旅の途中にクシナガラ林でお隠れになりました。その最後の説法は、「仏垂般涅槃略説教誡経(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)」としてまとめられています。そこで説かれるのは、前半は在家信者の生き方であり、後半は僧侶へ向けて「八大人覚」といわれるものを説きました。
それにならって道元禅師も入滅前に「正法眼蔵八大人覚」を書きました。この二つを併せて読みたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回　10月15日(月)　 お釈迦様の入滅と最後の説法
第2回　10月29日(月)　 心の慎みで多欲と怠惰を超えよう
第3回　11月 5日(月)　 怒りと思い上がりと諂いを離れる
第4回　11月19日(月)　 無求・少欲の徳
第5回　11月26日(月)　 知足と騒がしさから離れよう
第6回　12月 3日(月)　 静寂と精進の徳
第7回　12月10日(月)　 禅定と智慧の徳
第8回 　1月 7日(月)　 つまらない話はしない
第9回　 1月21日(月)　 初転法輪の四諦こそ解脱の道
第10回　 1月28日(月)　 自利利人の法によって法は続く

【教材】
講師作成のテキストを使用(金額未定。決まり次第お知らせいたします。)

名前	中野 東禅
肩書き	曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師・京都市竜宝寺住職
プロフィール	1939年静岡県生まれ。大本山永平寺安居。駒澤大学大学院修士課程修了。 曹洞宗教化研修所研修所員、同所講師、主事、駒澤大学講師、可睡斎専門僧堂後堂、大正大学講師等歴任。 現在「死の臨床研究会」関東部会世話人、「儀礼文化学会」評議員、「ナムの会」副総務などを務める。