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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-05-16 / その他教養:芸術・文化 / 学内講座コード:241070

文楽を楽しむ

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
5月17日(木)~ 8月23日(木) ※9月に文楽公演鑑賞を予定
講座回数
8回
時間
15:00-16:30 ( 第8回は、9月に文楽公演鑑賞を予定)
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
人形浄瑠璃文楽は、義太夫節による浄瑠璃という声楽が、太棹の三味線演奏と一体の人形を三人で操る人形劇とがコラボレーションする、わが国独自の洗練された古典芸能です。この“三業の至芸”をDVD やCD でご覧いただくとともに、近松門左衛門の優れた時代物(仮名手本忠臣蔵など)、世話物(曽根崎心中など)の世界を、歌舞伎などと比較しながらご案内いたします。

※教材として『文楽 ─ 鑑賞のために』(独立行政法人日本芸術文化振興会 2011年12月 無料)を配布いたします。

スケジュール
第1回  2012/05/17
文楽の歴史
古浄瑠璃の時代から、竹本義太夫と近松門左衛門の登場で多くの作品が出来上がった江戸時代の興隆期、明治以降の盛衰などの歴史をたどります。
 
第2回  2012/06/07
文楽・三業の至芸 (1)太夫
浄瑠璃は一人の太夫(たゆう)が何役も語り分け、壮大な時代物、庶民が主人公の世話物を進行させる舞台芸術です。演出家兼声楽家の太夫の至芸を聞いていただきます。
 
第3回  2012/06/21
文楽・三業の至芸 (2)人形
文楽の人形は主遣い、左遣い、足遣いの三人で一体を操る世界で例のない高度な操法。美しい人形の仕組みと仕掛けは―。
 
第4回  2012/07/05
文楽・三業の至芸 (3)三味線
文楽を野球にたとえると太夫はピッチャー、三味線はキャッチャー、人形は野手と言われます。腹に響く太棹(ふとざお)の三味線であらゆるものを表現します。
 
第5回  2012/07/19
文楽と文学 ―近松門左衛門の世界
文学作品としても香り高い“日本のシェークスピア”近松を中心に紹介。近松が書いた時代物、世話物の浄瑠璃作品は100本を超える。
 
第6回  2012/08/02
文楽と歌舞伎 ―ともに影響しあう
文楽と歌舞伎に共通する狂言とその特徴や演出の違い。三大狂言「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」など。
 
第7回  2012/08/23
文楽と落語
浄瑠璃(義太夫)は有名な「寝床」をはじめ、上方落語、江戸落語に数多く登場します。東西の名人たちが、落語で演じた義太夫のおもしろ咄を。
 
第8回  2012/09/公演当日
文楽鑑賞会と懇談会
国立劇場(千代田区)小劇場の9月文楽公演を受講者の皆様と一緒に鑑賞し、終了後、近くの会場(ホテルのレストラン)で、食事と懇談会。(実費は別途)

講師陣

名前 鈴木 隆敏
肩書き 慶應義塾大学大学院講師
プロフィール 1962年、慶應義塾大学文学部卒業。株式会社産経新聞社入社、編集局社会部など。同社常務取締役販売担当、夕刊フジ代表などを経て、1998年~2004年、財団法人彫刻の森美術館、上野の森美術館館長。2005年~現在、慶應義塾大学大学院アートマネジメント分野講師。
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