大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
高校の世界史を西洋史中心に復習します。ヨーロッパは、明治以降の日本に多大な影響を与えました。科学技術だけでなく、政治も経済も学問も大部分が西洋の影響下に形成され今日にいたっています。このように、日本の近現代の土台をつくったヨーロッパについて、もう一度学びなおしてみたいと思います。学習を通じて、日本人にとってヨーロッパとはなんであったのか、また、今日なんであるのかを考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 5月21日(月) ローマ帝国の衰退とキリスト教
第2回 6月18日(月) 西ヨーロッパ世界の成立─ ゲルマン人の大移動
第3回 7月23日(月) 西ヨーロッパ世界の展開─ フランク王国の盛衰
第4回 9月10日(月) 中世の東ヨーロッパ

【教材】
『もういちど読む山川世界史』 山川出版社 2009年8月 1，575円
※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

名前	中村 孝文
肩書き	本学教授
プロフィール	国際基督教大学大学院博士後期課程修了。国際基督教大学教養学部助手、東洋大学法学部非常勤講師、日本大学法学部非常勤講師などをへて、現在、武蔵野大学政治経済学部教授、青山学院大学大学院法学研究科・法学部非常勤講師。武蔵野大学で「デモクラシー論特論」「政治学概論」「政治学史」など、青山学院大学で「政治学研究」、「政治学原論」を担当。主な著作・論文・翻訳は、『現代政治の諸相』(八千代出版)、『政治学批判』(みすず書房)、『デモクラシーとは何か』(岩波書店)、『政治理論史』(DTP出版)、「『過去の現存』とアメリカのデモクラシー」(『思想』991号)、「シティズンシップと政治的判断力についての一考察」(『武蔵野大学政治経済研究所年報』第1号)など。