講座詳細情報
申し込み締切日:2012-07-22 / 文学 / 学内講座コード:241038
『枕草子』日記的章段を読む ―中関白家の姉妹―
- 開催日
- 7月23日(月)~ 9月10日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 第1・2回( 15:00-16:30) 第3・4回( 13:00-14:30)
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『枕草子』の作者清少納言が仕えた定子が一条天皇の中宮であったように、長徳元年(995)一月、定子の妹原子は東宮居貞親王の女御となりました。「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」の章段に描かれているのは、中宮定子と女御原子が宮中の登華殿で対面するという、まことに華やかな場面です。ふたりの両親の関白道隆と貴子、同母の兄弟である伊周や隆家、異母兄道頼など、中関白家の人びとが勢ぞろいするきらびやかな様子は、目前にせまっている道隆の死をみじんも感じさせません。今回も周辺の資料を参照しながら、中関白家最後の耀きをゆっくりと味わってみようと思います。
【講座スケジュール】
第1回 7月23日(月) ( 15:00-16:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」壱
第2回 7月30日(月) ( 15:00-16:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」弐
第3回 9月 3日(月) ( 13:00-14:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」参
第4回 9月10日(月) ( 13:00-14:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」四
『枕草子』の作者清少納言が仕えた定子が一条天皇の中宮であったように、長徳元年(995)一月、定子の妹原子は東宮居貞親王の女御となりました。「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」の章段に描かれているのは、中宮定子と女御原子が宮中の登華殿で対面するという、まことに華やかな場面です。ふたりの両親の関白道隆と貴子、同母の兄弟である伊周や隆家、異母兄道頼など、中関白家の人びとが勢ぞろいするきらびやかな様子は、目前にせまっている道隆の死をみじんも感じさせません。今回も周辺の資料を参照しながら、中関白家最後の耀きをゆっくりと味わってみようと思います。
【講座スケジュール】
第1回 7月23日(月) ( 15:00-16:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」壱
第2回 7月30日(月) ( 15:00-16:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」弐
第3回 9月 3日(月) ( 13:00-14:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」参
第4回 9月10日(月) ( 13:00-14:30 ) 「淑景舎、東宮に参りたまふほどのことなど」四
講師陣
名前 | 稲垣 智花 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。カリタス女子短期大学非常勤講師。武蔵野大学非常勤講師。中古・中世の物語文学、歴史物語専攻。 |
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