大学公開講座のセカンドアカデミー

　明治維新を目前に控えた文久2（1862）年、高杉晋作と福沢諭吉はそれぞれ海外に赴き、「遊清五録」と「西航記」という旅日記を残しました。本講座では、この2 つの旅行記を読むことで、当時の日本人の目に映った“世界”を理解し、旅の経験がその後の彼らの人生にどのような影響を与えたのか、という点についても考えてみたいと思います。
※参考図書
　『上海─ 多国籍都市の百年』榎本泰子　中公新書　2009 年11 月　840 円
　『福沢諭吉』小泉信三　岩波新書　1966 年3 月　777 円
①　7 月11 日：高杉晋作「遊清五録」を読む①
②　7 月25 日：高杉晋作「遊清五録」を読む②
③　8 月8 日：福沢諭吉「西航記」を読む①
④　8 月22 日：福沢諭吉「西航記」を読む②
⑤　9 月5 日：福沢諭吉「西航記」を読む③

名前	堀　和孝
肩書き	慶應義塾大学非常勤講師
プロフィール	1974 年、東京都生まれ。2006 年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学・関東学院大学非常勤講師。