講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-29 / その他教養:芸術・文化 / 学内講座コード:271055
仏像を見る・考える
- 開催日
- 7月30日(木)~ 9月17日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面がありました。人々は仏像を礼拝することで仏を観念しました。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となりました。現代人からみると 荒唐無稽な話のようですが、当時の人々は真摯に礼拝しました。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物などから考察します。
仏像をとおして日本の仏教信仰をとらえ直します。
【講座スケジュール】
第1回 7月30日(木) 聖徳太子像と後醍醐天皇画像の共通性
第2回 8月 6日(木) 祖師像―高僧の像と生身(しょうじん)仏
第3回 9月 3日(木) 絵巻に描かれた仏像―『餓鬼草子』を中心に
第4回 9月10日(木) 東大寺の大仏と聖徳太子信仰
第5回 9月17日(木) 色々な不動明王像―不動明王を分類してみよう―
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面がありました。人々は仏像を礼拝することで仏を観念しました。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となりました。現代人からみると 荒唐無稽な話のようですが、当時の人々は真摯に礼拝しました。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物などから考察します。
仏像をとおして日本の仏教信仰をとらえ直します。
【講座スケジュール】
第1回 7月30日(木) 聖徳太子像と後醍醐天皇画像の共通性
第2回 8月 6日(木) 祖師像―高僧の像と生身(しょうじん)仏
第3回 9月 3日(木) 絵巻に描かれた仏像―『餓鬼草子』を中心に
第4回 9月10日(木) 東大寺の大仏と聖徳太子信仰
第5回 9月17日(木) 色々な不動明王像―不動明王を分類してみよう―
講師陣
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |