講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-28 / 文学:日本史 / 学内講座コード:271042
小説散歩「銀座・新橋・月島」「上野」 ―被占領下の東京に生きた街と人々―
- 開催日
- 5月29日(金)~ 6月12日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
紫式部と源氏物語 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
今から70年前の敗戦直後、東京にいち早く復興の機運が訪れました。戦禍による貧困ともろもろの困難にも拘らず人々は混乱の中から力強く一歩を踏み出しました。日本史上はじめて、そして人々が市民として完全な自由を獲得したかに見えた瞬間でした。
当時、まだ新進作家だった三島由紀夫・石川淳の作品、南方戦線から復員し銀座4丁目のPX(現・三越)前で進駐軍の靴磨きをしながら生を模索した元陸軍将校(のち神父)の姿、戦災孤児の実態を通して、被占領下の「銀座・新橋・月島・上野」に生きた人々と街の姿をたどりたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 5月29日(金) 三島由紀夫『離宮の松』『橋づくし』解説ほか。
第2回 6月 5日(金) 拙稿「戦争と子ども」、川原謙三『隠された神の手に導かれて』ほか。
第3回 6月12日(金) 石川 淳『焼け跡のイエス』解説ほか。
今から70年前の敗戦直後、東京にいち早く復興の機運が訪れました。戦禍による貧困ともろもろの困難にも拘らず人々は混乱の中から力強く一歩を踏み出しました。日本史上はじめて、そして人々が市民として完全な自由を獲得したかに見えた瞬間でした。
当時、まだ新進作家だった三島由紀夫・石川淳の作品、南方戦線から復員し銀座4丁目のPX(現・三越)前で進駐軍の靴磨きをしながら生を模索した元陸軍将校(のち神父)の姿、戦災孤児の実態を通して、被占領下の「銀座・新橋・月島・上野」に生きた人々と街の姿をたどりたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 5月29日(金) 三島由紀夫『離宮の松』『橋づくし』解説ほか。
第2回 6月 5日(金) 拙稿「戦争と子ども」、川原謙三『隠された神の手に導かれて』ほか。
第3回 6月12日(金) 石川 淳『焼け跡のイエス』解説ほか。
備考
講師陣
名前 | 竹田 日出夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。 著書に『渇仰と復活の挿画』『現代世界の暴力と詩人』『詩集 フィレンツェのムンク』『詩集 地中海から』、編著に『昭和の詩論研究』『中原中也・立原道造』など。 |
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