講座詳細情報
申し込み締切日:2023-11-18 / 日本史:世界史:健康・医療 / 学内講座コード:23221367
順天堂大学日本医学教育歴史館を利用して読み解く医学・医療の歴史【ハイブリッド/対面】 【今年度のテーマ:感染症・伝染病】【対面/ライフ/キャリア/】
- 開催日
- 11月18日(土)、11月25日(土)、12月 2日(土)、12月 9日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 11:00~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,560円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
2023年5月5日、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を終了、同月8日には日本で感染症法上の位置づけが5類に移行、かくして、3年間続いた新型コロナウイルス感染症のパンデミックが終わりを迎えました。
全世界で688万人もの死亡者を出したパンデミックとは、いったい何だったのでしょうか? また起こるのでしょうか? 終息を迎えたいま、この3年間を振り返って考えてみる必要があります。
この講座は、NHKの番組に出演したり考証担当をする医史学の専門家を中心に、順天堂大学日本医学教育歴史館を利用して、医学・医療の歴史、特に感染症・伝染病の歴史を読み解いていきます。
【特記事項】
本講座は、オプションにて12/16(土)に順天大日本医学教育歴史館フィールドワークを実施いたします。(講義時に使用した史料の特別展示を予定しています)。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
【講義概要】
第1回 11月18日(土) 西欧の古代・中世における疫病──遠い過去の疫病をどう理解するのか
西欧には新たな疫病の流行を記録した文書が残されています。どのような疫病流行があったのかを紹介し、病気に関する歴史研究のあり方について考えます
第2回 11月25日(土) 浮世絵・絵図からみる流行り病と養生──先人たちの命を守る知恵と願い
江戸の人々は日々の暮らしの中で病をどのようにとらえ、健康を願い命を守ったのか。浮世絵や絵図などの資料をひもとき考えます
第3回 12月 2日(土) 牛痘種痘法の輸入──近代的な医療システムの夜明け
天然痘の予防接種(=牛痘種痘法)の受容と普及の歴史から、幕末から明治時代初期の近代的な医療システムの形成について考えます
第4回 12月 9日(土) 感染症と法──明治から現在までの感染症に関する法の歴史と問題点を追いかけて
感染症対策の歴史を、日本の明治時代以降の法制度の内容・推移を手がかりとして、読み解いていきます
2023年5月5日、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を終了、同月8日には日本で感染症法上の位置づけが5類に移行、かくして、3年間続いた新型コロナウイルス感染症のパンデミックが終わりを迎えました。
全世界で688万人もの死亡者を出したパンデミックとは、いったい何だったのでしょうか? また起こるのでしょうか? 終息を迎えたいま、この3年間を振り返って考えてみる必要があります。
この講座は、NHKの番組に出演したり考証担当をする医史学の専門家を中心に、順天堂大学日本医学教育歴史館を利用して、医学・医療の歴史、特に感染症・伝染病の歴史を読み解いていきます。
【特記事項】
本講座は、オプションにて12/16(土)に順天大日本医学教育歴史館フィールドワークを実施いたします。(講義時に使用した史料の特別展示を予定しています)。
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
【講義概要】
第1回 11月18日(土) 西欧の古代・中世における疫病──遠い過去の疫病をどう理解するのか
西欧には新たな疫病の流行を記録した文書が残されています。どのような疫病流行があったのかを紹介し、病気に関する歴史研究のあり方について考えます
第2回 11月25日(土) 浮世絵・絵図からみる流行り病と養生──先人たちの命を守る知恵と願い
江戸の人々は日々の暮らしの中で病をどのようにとらえ、健康を願い命を守ったのか。浮世絵や絵図などの資料をひもとき考えます
第3回 12月 2日(土) 牛痘種痘法の輸入──近代的な医療システムの夜明け
天然痘の予防接種(=牛痘種痘法)の受容と普及の歴史から、幕末から明治時代初期の近代的な医療システムの形成について考えます
第4回 12月 9日(土) 感染症と法──明治から現在までの感染症に関する法の歴史と問題点を追いかけて
感染症対策の歴史を、日本の明治時代以降の法制度の内容・推移を手がかりとして、読み解いていきます
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 澤井 直 |
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肩書き | 順天堂大学医学部医史学研究室助教、順天堂大学博士(医学) |
プロフィール | 2003年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(科学哲学科学史専修)学修退学。順天堂大学大学院医学研究科博士課程(第一解剖)中退後、順天堂大学医学部解剖学・生体構造科学講座助教を経て、2015年より現職。医史学を研究。特に初期近代ヨーロッパの解剖学、明治以降の日本語医学用語を専門とする。 |
名前 | 若尾 みき |
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肩書き | 順天堂大学医学部医史学研究室、日本医学教育歴史館学芸員 |
プロフィール | 女子栄養大学卒業。食と健康に関わる仕事を経て順天堂大学医学部医史学研究室に勤務。順天堂史の編纂や「日本医学教育歴史館」の学芸員として来館者の学習サポートに携わる。また、NHK大河ドラマなどのTVドラマや映画の時代ものの医事考証を行う(NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、ドラマ10「大奥」、BS時代劇「大富豪同心」、土曜ドラマ「わげもん」、映画「るろうに剣心-最終章 The Final、The Beginning」他) |
名前 | 松村 紀明 |
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肩書き | 帝京平成大学ヒューマンケア学部・准教授 |
プロフィール | 2002年東京大学大学院総合文化研究科博士課程(広域科学専攻)満期退学。東京大学大学院UTCP特任研究員などを経て、現職。日本の医学史を研究。特に、江戸から昭和にかけての医学思想・地域医療・種痘(天然痘に対するワクチン)の歴史を専門とする。2022年に第28回「富士川游学術奨励賞」を受賞。 |
名前 | 小西 知世 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学法学部准教授 |
プロフィール | 國學院大學法学部卒業後、明治大学大学院博士後期課程法学研究科単位取得退学。筑波大学大学院人文社会科学研究科法学専攻准教授を経て現職。主な研究分野は医事法。特に看護制度、医師患者関係をめぐる諸問題(とくにインフォームド・コンセント論)などを専門とする。韓国ソウル放送SBS「日曜特選ドキュメンタリー」への出演、自民党厚生労働部会での講師なども担当。 |