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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-05 / 日本史 / 学内講座コード:23221359

よみがえる列島の古代神話と神々【ハイブリッド/対面】 日本神話再構築のための一試論【対面/日本の文化・歴史/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月13日(金)、10月27日(金)、11月10日(金)、11月24日(金)、12月 8日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本の神話は政治的に作られた特異なものだと言ったのは、世界的な文化人類学者レヴィ・ストロース(1908~2009)。それは8世紀前半までに相継いで完成した『古事記』『日本書紀』に記述された日本の古代神話を指してのことである。事実、日本の神話には大和政権の政治的な思惑が色濃く表現されている。もしそれが本来の神話(それがあると仮定すればの話だが)から程遠いものになっていたとするなら、神話に登場する神々の本当の姿、そして人々による神々への信仰とは果たしてどんなものだったのだろうか。本講座は、『古事記』を根幹として『日本書紀』『風土記』を参照しつつ、日本列島で活き活きと活動していたであろう神々と人間との交流の世界を復元しようとするものである。

【特記事項】
講義の進み具合によって、講義スケジュールが予定通りにいかないことがございます。予めご了解ください。


お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。

※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。


■申込締切日:10月5日(木)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

【講義概要】
第1回 10月13日(金) 創世神話〈3〉―三貴子・スサノオ―
三貴子のなかでもっとも存在感のある神・スサノオ。スサノオの多様な性格が日本神話に躍動性と多様な世界観を与えている。スサノオこそが古代日本神話のトリックスター。

第2回 10月27日(金) 創世神話〈4〉―
三貴子の誕生―
スサノオとパラレルな存在として注目されるのは、三貴子とは別にそれに先んじて誕生したヒルコであろう。記紀の記述を対比しながらその特殊性について考える。

第3回 11月10日(金) 創世神話〈5〉―アマテラスとスサノオの誓約―
三貴子の誕生は世界が三つの世界にわかれたことを暗示(夜の世界は観念的)。

第4回 11月24日(金) 創世神話〈6〉―天岩屋戸隠れ―
天津神(天人族)たちが集結し、やがて下界に到来する王権とアマテラス祭祀の根源を準備する。

第5回 12月 8日(金) 創世神話〈7〉―スサノオの追放―
わかれた世界が実体となるためにスサノオは追放される。天神による葦原中津国侵攻の布石である。食の神オオゲツヒメ殺害は天孫の降臨準備の説話。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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