講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-04 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:23221358
古代日本と朝鮮渡来文化【ハイブリッド/対面】 新羅からの渡来文化の受容と展開【対面/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/】
- 開催日
- 10月12日(木)、10月26日(木)、11月 9日(木)、11月30日(木)、12月 7日(木)、12月21日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,840円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人は、最初は近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。今秋期の講座では、主に古代日本と新羅との関係をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日: 10月4日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。
【講義概要】
第1回 10月12日(木) 新羅の建国神話と新羅神社
新羅の建国始祖は、朴・昔・金の三氏の始祖が知られ、日本各地の新羅関連神社を解説する。
第2回 10月26日(木) 渡来する新羅の神々―スサノオ・アメノヒボコ
新羅の曾尸茂利(牛頭山)に天降ったスサノオやアメノヒボコの渡来について考察する。
第3回 11月 9日(木) 7世紀以降の日本と新羅の交流
7世紀の東アジアは、激動の時代であり、日本と新羅の交流を考えます。
第4回 11月30日(木) 大仏造営と渡来人の活躍
大仏の造営を指揮したのは、国中公麻呂、大鋳師は高市真国など渡来人の活躍を考察する。
第5回 12月 7日(木) 役行者と新羅の山岳信仰
修験道の開祖・役行者の経歴と修行内容をめぐって新羅仏教の影響を検討します。
第6回 12月21日(木) 新羅の華厳宗祖師・義湘と明恵
明恵における新羅の高僧義湘の思想的影響について、『華厳縁起』を中心に解説する。
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人は、最初は近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。今秋期の講座では、主に古代日本と新羅との関係をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。
【特記事項】
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日: 10月4日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。
【講義概要】
第1回 10月12日(木) 新羅の建国神話と新羅神社
新羅の建国始祖は、朴・昔・金の三氏の始祖が知られ、日本各地の新羅関連神社を解説する。
第2回 10月26日(木) 渡来する新羅の神々―スサノオ・アメノヒボコ
新羅の曾尸茂利(牛頭山)に天降ったスサノオやアメノヒボコの渡来について考察する。
第3回 11月 9日(木) 7世紀以降の日本と新羅の交流
7世紀の東アジアは、激動の時代であり、日本と新羅の交流を考えます。
第4回 11月30日(木) 大仏造営と渡来人の活躍
大仏の造営を指揮したのは、国中公麻呂、大鋳師は高市真国など渡来人の活躍を考察する。
第5回 12月 7日(木) 役行者と新羅の山岳信仰
修験道の開祖・役行者の経歴と修行内容をめぐって新羅仏教の影響を検討します。
第6回 12月21日(木) 新羅の華厳宗祖師・義湘と明恵
明恵における新羅の高僧義湘の思想的影響について、『華厳縁起』を中心に解説する。
備考
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 金 任仲 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『古代日本と朝鮮渡来文化』(明治大学リバティアカデミー)、『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学』(方丈堂出版、共著)など。論文に「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『文芸研究』139号、2019)、『日本三論宗祖師・慧灌』(『淵民学志』33輯、2020)など。 |