講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-24 / 日本史 / 学内講座コード:23221301
平安時代の大学寮と学生【ハイブリッド/対面】 『うつほ物語』藤原季英の物語を参考に【対面/日本の文化・歴史/文学/】
- 開催日
- 10月 2日(月)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,100円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
大学寮は律令制における中央の官吏養成機関で、国家最高の学校です。律令官人に必要な、紀伝道(歴史・文学)・明経道(儒学)・明法道(法律)・算道(数学)などを教育しました。五位以上の子孫などの志願する者で13~16歳の者が入学し、官吏登用試験を受けてその成績に応じた官途に就くのが建前です。
しかし三善清行の「意見封事十二箇条」(延喜14〔914〕年)に見られるように、平安時代前期にはすでに大学寮の腐敗や学生たちの困窮が深刻になっていました。『うつほ物語』藤原季英の物語には、藤原氏の大学別曹である勧学院に身を寄せ、貧困に喘ぎながら大学寮に学んで立身を果たす学生の姿が描かれています。
菅原道真など学者出身の政治家たちの事跡も参考にしながら、平安時代の大学寮や学生の実態についてお話しします。
【紹介動画】
https://commonsi.muc.meiji.jp/em/61fc829bd7f0
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:9月22日(金) 10:00AM
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。
【講義概要】
第1回 10月 2日(月) 平安時代の大学寮と学生
『うつほ物語』に描かれる学生、藤原季英の物語を参考に、平安時代の大学寮の実態について考察します。
大学寮は律令制における中央の官吏養成機関で、国家最高の学校です。律令官人に必要な、紀伝道(歴史・文学)・明経道(儒学)・明法道(法律)・算道(数学)などを教育しました。五位以上の子孫などの志願する者で13~16歳の者が入学し、官吏登用試験を受けてその成績に応じた官途に就くのが建前です。
しかし三善清行の「意見封事十二箇条」(延喜14〔914〕年)に見られるように、平安時代前期にはすでに大学寮の腐敗や学生たちの困窮が深刻になっていました。『うつほ物語』藤原季英の物語には、藤原氏の大学別曹である勧学院に身を寄せ、貧困に喘ぎながら大学寮に学んで立身を果たす学生の姿が描かれています。
菅原道真など学者出身の政治家たちの事跡も参考にしながら、平安時代の大学寮や学生の実態についてお話しします。
【紹介動画】
https://commonsi.muc.meiji.jp/em/61fc829bd7f0
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)
【特記事項】
お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。
■申込締切日:9月22日(金) 10:00AM
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。
【講義概要】
第1回 10月 2日(月) 平安時代の大学寮と学生
『うつほ物語』に描かれる学生、藤原季英の物語を参考に、平安時代の大学寮の実態について考察します。
備考
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 西本 香子 |
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肩書き | 駒澤大学非常勤講師 |
プロフィール | これまで明治大学・桐朋学園大学音楽学部などの兼任講師を歴任。 明治大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は『うつほ物語』『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学。とくに、古代文学における音楽と王権との関係について、礼楽思想で尊ばれた琴(きん)の扱われ方を中心に考察している。著書に『古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴(こと)から源氏物語の琴(きん)へ―』(高志書院 2018年9月)がある。YouTubeで「西本香子の『うつほ物語』講座」を配信中。 |