大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
本講座では、「くずし字」を読むのは初めてという方を対象に、月に一回のペースでゆっくりと時間をかけて「くずし字」の初歩をレクチャーします。
江戸時代に磐城平藩（現・福島県いわき市）や延岡藩（現・宮崎県延岡市）の藩主であった譜代大名の内藤家に伝えられた古文書をテキストに、文字を読む手がかりの見つけ方や、上手な辞書の使い方など、古文書を読む為のコツをお話します。
受講生は班に分かれて、協力しあって課題の古文書を読んでいきます。一人ではなかなか続けられないという方も、皆と一緒ならきっと続けられますよ。何か新しい事を初めてみたいという方にぴったりの講座です。

【特記事項】
※本講座は対面型となります。


■申込締切日:11月22日(水)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 11月22日(水) 古文書を学ぶために知っておきたい知識
古文書とはどの様なものか、古文書の世界の入り口へご案内します。

第2回 12月20日(水) 古文書から江戸時代を読み解く(1)
毎回課題を提示して、班ごとに解答を発表してもらいます。その解答に解説を加える形で読み方のポイントをお話します。

第3回 1月24日(水) 古文書から江戸時代を読み解く(2)
同上

第4回 2月21日(水) 古文書から江戸時代を読み解く(3)
同上

【講座をお薦めする方】
本講座は、(1)古文書を初めて学習される方、(2)漢字で記述された日常の記録を読みたい方、を対象とした超初心者向け講座です。古文書学習経験者向けではありませんのでご注意ください。

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	日比 佳代子
肩書き	明治大学博物館刑事部門担当学芸員
プロフィール	九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て現職。 江戸時代の藩の研究を行っており、明治大学博物館所蔵の譜代大名内藤家文書を対象に、転封(大名の所領移動)が藩と領民に与える影響について分析している。