講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-27 / 日本史 / 学内講座コード:23220307
なぜ人は旅に出るのか【対面】 古代から近代まで-【対面/日本の文化・歴史/】
- 開催日
- 10月 5日(木)、10月12日(木)、10月19日(木)、10月26日(木)、11月 9日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,125円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
往古より人々は旅に出ました。なかでも、日本人は旅が大好きです。遥か昔、我々の祖先は、大海原を越えて、この日本にやってきました。それ以来の血が、我々を旅へと駆り立てるのでしょうか。人は心の故郷を旅に求めようとします。心を癒す旅もあれば、涙の旅もあります。恋する人に会うための旅、自らを見つめなおす旅、就職や結婚のための旅・・・。旅の喜びもあれば、苦しさや辛さもあります。思えば、人生そのものが旅だといえるでしょう。本講座では、様々な視点から皆様と一緒に「旅行」ではなく、「旅」を考えます。今回は、各講師の現在の研究課題を取り上げてお話します。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■申込締切日:9月27日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 5日(木) 「絵馬」を求めて
―人々の願い―
古代から人間と馬とは共生してきました。後に庶民は「絵馬」を通してさまざまな願いを神仏に祈りました。
第2回 10月12日(木) 温泉の信仰と建築
日本の旅には欠かせないものに温泉があります。その中に、名湯と言われる温泉が各地にありますが、これを発見し、広めたのは全国を巡り歩いた僧たちです。
その歴史と作られた温泉の建築(堂社、旅館)について解説します。
第3回 10月19日(木) 西行法師の歩んだ道
漂泊の歌僧と呼ばれる西行は各地に赴いています。今回は、前回の駿河国に続いて相模国を取り上げます。大磯の鳴立庵と鎌倉についてお話します。
第4回 10月26日(木) どうするSUMAKO
~あるいは須磨子世代の若者たち~
第一次世界大戦の頃、松井須磨子の芸術座が活躍した時代、又、大正デモクラシーの時代でもあった。同時代の若者たちは何を目指して生きたのかを探ります。
第5回 11月 9日(木) 吉野山の歴史と風景を巡る
-吉野山高名社寺探訪-
吉野山に所在する多数の社寺、中でも修験の金峯山寺、南朝の代表的旧跡でもある如意輪寺を中心に探訪します。
往古より人々は旅に出ました。なかでも、日本人は旅が大好きです。遥か昔、我々の祖先は、大海原を越えて、この日本にやってきました。それ以来の血が、我々を旅へと駆り立てるのでしょうか。人は心の故郷を旅に求めようとします。心を癒す旅もあれば、涙の旅もあります。恋する人に会うための旅、自らを見つめなおす旅、就職や結婚のための旅・・・。旅の喜びもあれば、苦しさや辛さもあります。思えば、人生そのものが旅だといえるでしょう。本講座では、様々な視点から皆様と一緒に「旅行」ではなく、「旅」を考えます。今回は、各講師の現在の研究課題を取り上げてお話します。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■申込締切日:9月27日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 5日(木) 「絵馬」を求めて
―人々の願い―
古代から人間と馬とは共生してきました。後に庶民は「絵馬」を通してさまざまな願いを神仏に祈りました。
第2回 10月12日(木) 温泉の信仰と建築
日本の旅には欠かせないものに温泉があります。その中に、名湯と言われる温泉が各地にありますが、これを発見し、広めたのは全国を巡り歩いた僧たちです。
その歴史と作られた温泉の建築(堂社、旅館)について解説します。
第3回 10月19日(木) 西行法師の歩んだ道
漂泊の歌僧と呼ばれる西行は各地に赴いています。今回は、前回の駿河国に続いて相模国を取り上げます。大磯の鳴立庵と鎌倉についてお話します。
第4回 10月26日(木) どうするSUMAKO
~あるいは須磨子世代の若者たち~
第一次世界大戦の頃、松井須磨子の芸術座が活躍した時代、又、大正デモクラシーの時代でもあった。同時代の若者たちは何を目指して生きたのかを探ります。
第5回 11月 9日(木) 吉野山の歴史と風景を巡る
-吉野山高名社寺探訪-
吉野山に所在する多数の社寺、中でも修験の金峯山寺、南朝の代表的旧跡でもある如意輪寺を中心に探訪します。
備考
【講座をお薦めする方】
歴史・文学・旅に関心のある方の受講をおすすめします。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
歴史・文学・旅に関心のある方の受講をおすすめします。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 林 雅彦 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 唱導文化研究所代表 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き・アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。令和元年度和歌山県文化功労賞。 |
名前 | 松﨑 照明 |
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肩書き | 日本建築意匠研究所代表、金沢美術工芸大学客員教授 |
プロフィール | 博士(工学)。専門は日本建築史・意匠学。著作に『懸造の研究』(講談社)、『出羽三山修験の建築・羽黒山三神合祭殿』「佛教芸術」248号、『日本建築様式史』(共著、美術出版社)など。 |
名前 | 中西 満義 |
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肩書き | 松本大学講師・西行学会常任委員 |
プロフィール | 1959年石川県生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻・博士後期課程中退。上田女子短期大学国文科専任講師、助教授を経て、教授。専攻は、西行を中心とした中世和歌文学。著書に『西行の和歌と伝承』など。論文に「西行の四国への旅―崇徳院との関わりを中心にして―」、「西行―生得歌僧の旅―」、「歌人としての道真」、「和歌文学に現れた「紅」」など。 |
名前 | 宮坂 勝彦 |
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肩書き | 著述業 |
プロフィール | 1948年長野県生まれ。学習院大学卒業。編集・出版に関わる一方、地域文化企画、長野NPOセンター、町のデザイン作り等に参加。2005年戸隠遊行塾を立ち上げ、日本を学び、戸隠の歴史・風土、自然・文化と遊ぶ。編著書に『信州人物風土記・近代を拓く』全22刊「松井須磨子」「中山晋平」(銀河書房)『善光寺いろはにほへと』(日本文化社)等多数。 |
名前 | 玉本 太平 |
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肩書き | 吉野・宇陀遊学庵主宰 |
プロフィール | 1953年奈良県・東吉野生まれ。日本大学法学部卒業。明治大学大学院教養デザイン研究科博士前期課程修了。株式会社ジャルパックに入社し、成田空港勤務、ミクロネシア駐在、ツアーコンダクターを歴任後、学校法人トラベルジャーナル学園で旅行業全般の教鞭を執る。日本の歴史・文化・伝承を基にして、郷里を中心に地域振興に取り組む。 |