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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-06-01 / その他教養 / 学内講座コード:23121308

明治大学博物館 第70回考古学ゼミナール 縄文土偶研究の現在【ハイブリッド/対面】 企画協力:明治大学文学部史学地理学科考古学専攻【対面/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/文学/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
6月 9日(金)、 6月16日(金)、 6月23日(金)、 6月30日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
5,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
明治大学博物館では、遮光器土偶(青森県亀ヶ岡遺跡)と山形土偶(千葉県江原台遺跡)の優品土偶2点を所蔵しています。メディアや書籍で紹介される機会も多く、来館者からも高い関心が寄せられています。謎が多いとされる土偶ですが、数万点ともいわれる膨大な出土資料について研究が進められています。今回の考古学ゼミナールでは、関東・東北地方を中心として、土偶の出土量や形状の変遷、製作方法や地域間の関係など近年の考古学的な分析・研究によって明らかになった様相について紹介し、「土偶とは何か」に迫ります。

【特記事項】
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。

■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
対面型講座における感染症予防対策について
対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー

■申込締切日: 6月 1日(木) 10:00AM

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

【講義概要】
第1回 6月 9日(金) 土偶とは何か-山形土偶とハート形・ミミズク土偶を中心に-
関東地方の土偶を中心に型式や製作技法、地域社会の中での土偶の位置づけなどを考古学的な方法で分析し、「土偶」と縄文社会との関係について考えます。

第2回 6月16日(金) ハート形土偶の出現と展開
東北地方にルーツを持つハート形土偶の変遷と広がり、そして山形土偶との関係を考えます。

第3回 6月23日(金) ミミズク土偶と耳飾
ミミズク土偶の変化や出土状況などの様相と、耳飾が強調された意味について紹介します。

第4回 6月30日(金) 東北地方の土偶-遮光器土偶を中心に-
遮光器土偶の変遷を軸に、他の種類の土偶や岩偶との関係の中で、その特色を考えます。

備考

【教材】
配布資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 阿部 芳郎
肩書き コーディネータ、明治大学文学部教授、資源利用史研究クラスター 代表
プロフィール 縄文時代の資源利用史を主なテーマとして、生業と社会や土偶祭祀と地域社会の関係などに注目し、縄文社会の特質について考えている。専門は先史考古学。
名前 上野 修一
肩書き 大田原市なす風土記の丘湯津上資料館館長
プロフィール 1956 年栃木県生まれ。学生時代は(財)古代学協会平安博物館の渡辺誠先生に師事。考古学、民具学を学ぶ。1979年 立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業後は、郷里の栃木県へ高等学校教員として戻り、県立博物館、県埋蔵文化財センター などに勤務。主な著書は、橋口尚武編1999『海を渡った縄文人』小学館(共著)、阿部芳郎編 2012『土偶と縄文社会』雄山閣(共著)など。
名前 吉岡 卓真
肩書き さいたま市教育委員会 文化財保護課 主査
プロフィール 1979 年生まれ。2004 年明治大学大学院博士前期課程修了。専門は縄文時代後・晩期の土器、土偶、土製耳飾りをはじめとする土製遺物や、集落遺跡と低湿地遺跡の複合的な研究を行う。現在は、重要文化財のミミズク土偶出土遺跡である国指定史跡真福寺貝塚の史跡整備に関連する発掘調査に従事する。主な著者は「後晩期の土製耳飾り」『身を飾る縄文人‐副葬品から見た縄文社会‐』(2019雄山閣)など。
名前 八木 勝枝
肩書き 公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター主任文化財専門員
プロフィール 1974年福岡県生まれ 2000年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期修了 2001年から現職。2008~2016年岩手県立博物館に異動し、2012年に企画展『土偶まんだら』展を開催。
名前 忽那 敬三
肩書き コーディネータ、明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、『ウィリアム・ガウランドと日本の古墳研究』(2019)、「弥生人のライフプロセス」(『弥生時代の考古学』9,同成社2011)、『王の埴輪―玉里舟塚古墳の埴輪群―』(2010)など。
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