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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-28 / その他教養 / 学内講座コード:23121304

神社と祭りの日本精神史【ハイブリッド/対面】 東アジアの片隅で【対面/日本の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月13日(土)、 5月20日(土)、 6月 3日(土)、 6月17日(土)、 7月 1日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本講座は、日本に数ある神社の中から有名なものや、特に注目すべきものを選んで、その神社の歴史と信仰、祭りなどを紹介するもので、講義はこれまで約50回におよんでいる。しかし神社の数はあまりにも多く、ユニークかつ歴史的、文化的に興味深いものがまだまだある。東アジアの片隅につらなる島国に何故、このような宗教文化が生まれ育ってきたのか興味は尽きない。現代では、神社の祭りは村の祭り、村の祭りは神社の祭りと思われているが、千数百年におよぶ日本の歴史を鳥瞰すると、神社と神信仰とは必ずしも一体ではないことが分かってきている。一方、村(町)人たちの祭りに神社が関与しない事例も多く、神社も村(町)人の関与を必要としない時代が続いていた。神社だけを扱っていても列島人・日本人の信仰世界は必ずしも明らかにならない。本講座ではそのような、祭りと信仰の重層性についても考慮しながら、多面的に神社と祭りについて考えていこうと思っている。

【特記事項】
講義内容はあくまでも予定です。変更になることもありますので、あらかじめご理解ください。

※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。

■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
対面型講座における感染症予防対策について
対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー

■申込締切日:4月28日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

【講義概要】
第1回 5月13日(土) 相模国川勾(かわわ)神社とコウノマチ古図の謎
相模国一宮寒川神社に続いて、二宮とされた川勾神社にコウノマチ(国府祭り)古図が残されていた。近世前期に作成されたその図には、不思議な記述があった。

第2回 5月20日(土) 都々古別神社とお桝回し神事」-陸奥国一宮-
常陸と下野、岩城の真ん中に聳える八溝山の東麓には三つの都々古別神社があり陸奥国一宮を称している。そのいずれにも苞に入れた米を御仮屋に収める「お桝明神」の祭りがある。

第3回 6月 3日(土) 英彦山神宮―九州修験道の中核―
熊野三山、出羽三山と並んで、日本の修験道の西の中心とされてきた英彦山神宮。江戸時代までは九州修験道の頂点にあったが、明治維新以後凋落の一途を辿った。

第4回 6月17日(土) 談山神社と多武峰寺
談山神社の祭神は中臣鎌足、実際に生きていた歴史的人物を神に祀り上げる人神祭祀の、日本における嚆矢である。幕末までは多武峰寺と呼ばれる寺院であったが、明治維新とともに談山神社と改称された。人を神に祀るという東アジアの信仰観念を考える。

第5回 7月 1日(土) 日光東照宮と徳川家康
談山神社多武峰に続いて人神祭祀の近世的な展開の典型である日光東照宮を採りあげる。祭神は言うまでもなく徳川家康。家康自身生前に、自らを神に祀られることを望んでいたが、そうした思想の源流を中世の神仏融合文化に探る。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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