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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-14 / その他教養 / 学内講座コード:23120217

西洋と日本における「性意識」の展開【オンライン】 「同性愛」への対処を切り口に古今東西の「性意識」の分析を試みる【Zoom/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
7月22日(土)、 7月29日(土)、 8月 5日(土)
講座回数
3回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
7,920円
定員
90
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
「性」には身体的にも文化的にも歴史的にもあるいは宗教的にも様々なとらえ方が存在する。そのとらえ方を「性意識」と名付け、日本や西洋における「性意識」が、どう展開していったのかを、「異性愛」の様相を中核にしながら、特に「同性愛」への対応という尺度で分類を試みたものである。今シリーズは日本を中心舞台とし、西洋を織り交ぜる形となる。時代設定は日本の中世と近世とする。この約800年の間にも、日本人の「性意識」は特に宗教的な影響から大きく変貌を遂げていくのだが、一方、性にタブーをあまり設けない、つまり大らかな「性意識」は古代から連綿と引き継がれているようである。近代以降、日本人はそれこそ「近代化」された「性意識」をまとうわけであるが、先の底流としての大らかな「性意識」は、日本人のどこかに残され、歌舞伎や宝塚の隆盛につながっているのであろう。本講座ではアカデミックな視座は維持しつつ、日本と西洋、過去や現在と、時空に「遊び」ながらの「教養バラエティ」をめざしたい。

【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※本講座はリアルタイム配信型(Zoom)型となります。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:7月14日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 7月22日(土) 日本の中世(貴族等)の「性意識
(1)同性愛からさぐる
・『旧約聖書』と同性愛
・『古事記』と同性愛
・平安貴族の同性愛
(2)異性愛からさぐる
・三人三様の恋愛観
(道綱の母、和泉式部
小野小町)
(3)自立する女
・『古事記』の三姫
・『虫めづる姫君』
・平(北条)政子

第2回 7月29日(土) 日本の近世(僧侶、町人等)の「性意識」
(1)同性愛からさぐる
・宣教師の驚愕
・仏僧と稚児
・陰間茶屋
・神父と少年愛
(2)異性愛からさぐる
・破戒僧
・浄土真宗と性
・吉原とオランダ(飾り窓)
・『女大学』
(3)戦う女
・春日局と(明智)ガラシア

第3回 8月 5日(土) 信長とソクラテスの「性意識」
(1)同性愛からさぐる
・ソクラテスの『饗宴』
・信長と衆道
(『葉隠』『三五郎物語』)
・「同性愛」の分類
(2)異性愛からさぐる
・宗教と性
(トランプとバイデン)
・「性意識」と管理
(違式註違条例)
(3)西洋と日本における「性意識」の分類

備考

【ガイダンス・デモレッスン】
【紹介動画】

https://commonsi.muc.meiji.jp/em/61fc818e28338
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)

【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 伊藤 暁
肩書き 教育問題アナリスト
プロフィール 企業、私立中高勤務後、北陸大学教授、恵泉女学園大学教授。現在東京電機大学非常勤講師。東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業、文学部卒業、同大大学院社会学研究科修士課程修了。専攻は教育史、英語教育、性教育など。著書『The Speckled Band』(Obunsha)他、論文「教育の政治化論争」(慶應義塾大学『哲学』所収)、「人間教育としての性教育」(人間主義学会「アガトロギア研究」所収)他。
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