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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-10-27 / その他教養 / 学内講座コード:22221202

明治大学博物館第69回考古学ゼミナール「大塚初重先生と明大考古学」 企画協力:明治大学考古学研究室【Zoom/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/文学/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月 4日(金)、11月11日(金)、11月18日(金)、11月25日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
5,500円
定員
90
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
明治大学初代考古学博物館長、明治大学博物館友の会名誉顧問として活躍された明治大学名誉教授の大塚初重(おおつか はつしげ)先生が7月に永眠されました。大塚先生は明治大学考古学専攻創設期のメンバーとして静岡県登呂遺跡の発掘調査に参加し、後藤守一氏、杉原荘介氏の指導を受け戦後の日本考古学を形作った重要な発掘調査の数々を手掛けました。専門とした古墳時代研究では茨城県三昧塚古墳など東日本における古墳時代の様相を追究し、明治大学在職中に就任した考古学博物館長時代には、いち早く生涯教育の重要性を見出し、博物館友の会の創設や一般市民向け講座に尽力され、考古学ブームをけん引されました。本講座では大塚先生が残された業績を振り返りつつ、考古学研究と生涯教育のこれからについて考えます。

【特記事項】
※こちらはリアルタイム配信型(見逃し配信付)で受講希望の方専用の申込ページです。
キャンパス(対面型)で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。

■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:10月27日(木)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 11月 4日(金) 大塚先生の古墳時代研究
千葉県能満寺古墳の発掘を皮切りに、関東各県、静岡・長野・山形など各地の古墳を調査し、東日本の古墳時代を追究した大塚先生の古墳時代研究について紹介します。

第2回 11月11日(金) 大塚先生と古墳壁画・史跡の保存-虎塚・馬渡・十五郎穴-
ひたちなか市の馬渡埴輪窯、虎塚古墳の古墳壁画の保存、十五郎横穴墓など史跡保存への尽力と若き日の岩宿遺跡・夏島貝塚の調査の頃のエピソードも紹介します。

第3回 11月18日(金) 市民とともに・大塚先生と明大博物館・友の会・アカデミー
大塚先生は考古学博物館長に就任後、生涯教育へと大きく舵を切りました。友の会の創設・リバティアカデミーなど、一般市民に考古学の魅力を伝え続けた先生の姿を紹介します。

第4回 11月25日(金) 大塚先生と明治大学・考古学界
後藤守一・杉原荘介先生に指導を受けた明治大学の考古学専攻創設期と日本考古学界の基礎をなした登呂遺跡の調査と日本考古学協会の設立、その後の学界活動について紹介します。

備考

【教材】
配布資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

全講座一覧はこちらからご確認いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 橋本 裕行
肩書き 明治大学文学部兼任講師 奈良県立橿原考古学研究所特別研究員
プロフィール 1959年、神奈川県生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。専門は、弥生絵画、神社および神殿遺構、山岳信仰遺跡、温泉考古学など多岐にわたる。著作・論文に「弥生絵画に内在する象徴性について」(『原始の造形 日本美術全集1』)『山岳信仰の考古学的研究』「大峯(峰)考」(『山岳信仰と考古学』II)「温泉考古学事始め」(『橿原考古学研究所論集』第十六冊)「弥生時代の造形・文様・絵画」(『日本美術全集第1巻』)など。
名前 矢島 國雄
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 1948年横浜生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒、同大学院文学研究科史学専攻考古学専修修了。1992年より明治大学教授、2019年定年退職。専門は博物館学、先史考古学。1978年以来、大塚初重、小林三郎両先生とともに虎塚古墳の保存にかかわってきた。
名前 忽那 敬三
肩書き コーディネーター、明治大学博物館学芸員
プロフィール 1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、『ウィリアム・ガウランドと日本の古墳研究』(2019)、「弥生人のライフプロセス」(『弥生時代の考古学』9,同成社2011)、『王の埴輪―玉里舟塚古墳の埴輪群―』(2010)など。
名前 石川 日出志
肩書き 明治大学文学部教授
プロフィール 1954年新潟県生まれ。専門は日本考古学・弥生時代。弥生時代併行期に日本列島各地で展開した文化の多様性と相互の関係性を読み解くことが現在の課題。主な著書に、『農耕社会の成立』(岩波書店)、『「弥生時代」の発見 弥生町遺跡』(新泉社:以上単著、以下共著)、『図解・日本の人類遺跡』(東京大学出版会)、『シンポジウム弥生時代の考古学』(学生社)、『考古資料大観1 弥生・古墳時代 土器1』(小学館)など。

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