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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-22 / 日本史 / 学内講座コード:22220222

日本古代学研究の最前線 ?VII (秋期) 史・資料が語る古代学をひらく III【Zoom/日本の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月30日(水)、12月 7日(水)、12月14日(水)、12月21日(水)、 1月18日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,900円
定員
90
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
「古代学研究の最前線」は17年目を迎えています。秋期講座は、歴史学・文学・考古学の分野から、歴史学・文学では「こと・ひと」、考古学では「もの」の視点から、全体として「もの・こと・ひと」の史・資料から各時代の特徴を探求することにします。秋期は、時代としては奈良・平安時代を対象にしますが、歴史学は主に文字と作品を介して貴族世界を考察し、文学につなげていきます。また、貴族と文学作品や寺院を通して古代文化を考えるとともに、畿内と紀伊国という地域の特色を探ります。考古学では、畿内と対照的な武蔵国を対象にして、地域的な特徴を明らかにします。このように秋期は、地域の特徴を配慮しながら、奈良・平安時代の様相を史・資料に基づいて考えます。

【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。

■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:11月21日(月)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 11月30日(水) 藤原南家と栄山寺
藤原南家と縁の深い榮山寺を通じて、古代貴族の仏教観や地理観を考えます。

第2回 12月 7日(水) 歴史物語と平安貴族の日記の間
平安時代の事件を題材に、仮名で書かれた歴史物語と平安貴族の日記の違いを考えます。

第3回 12月14日(水) 出土した「かな文字資料」
かな書きの墨書土器が発見されましたが、かな書きと「かな文字」の発生を考察します。

第4回 12月21日(水) 平安文学と紀伊国
文学作品に記された紀伊国の叙述を中心に、平安貴族たちの紀伊国観について考察します。

第5回 1月18日(水) 土器から見る古代武蔵国
特色のある地域の土器をもとに、古代武蔵国と地域社会のありかたを紹介します。

備考

【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

全講座一覧はこちらからご確認いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 矢越 葉子
肩書き 明治大学研究・知財戦略機構研究推進員
プロフィール 1980年新潟生まれ、東京育ち。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了、博士(人文科学)。専門は日本古代史。『日本古代の文書行政―正倉院文書の形成と復原―』(八木書店2020)、「東大寺所蔵経巻の検討 ―「神護景雲二年御願経」と正倉院文書を手がかりに―」(『正倉院文書研究』15、2017)など多数。
名前 加藤 友康
肩書き 東京大学名誉教授
プロフィール 1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は日本古代史。東京大学史料編纂所において『大日本史料』の編纂と正倉院文書の調査研究に従事。編著『古代文書論―正倉院文書と木簡・漆紙文書』(東京大学出版会)、『日本の時代史 6』(吉川弘文館)他多数。
名前 西本 香子
肩書き 元明治大学兼任講師
プロフィール これまで明治大学・駒澤大学などの兼任講師を歴任。現在、当アカデミー講師。
明治大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は『うつほ物語』『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学。とくに、古代文学における音楽と王権との関係について、礼楽思想で尊ばれた琴(きん)の扱われ方を中心に考察している。著書に『古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴(こと)から源氏物語の琴(きん)へ―』(高志書院 2018年9月)がある。
名前 黒済 玉恵
肩書き 東村山市遺跡調査会副主任
プロフィール 東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。東京都北区・東村山市等で埋蔵文化財調査に従事。『東村山市史資料編(考古)』(共著、2001)、『狭山丘陵における遺跡の動向と東の上遺跡』(『埼玉考古』43、2008)
名前 吉村 武彦
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は、日本古代史。主な著書に、『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『新版 古代天皇の誕生』(角川ソフィア文庫)、『聖徳太子』(岩波新書)、『ヤマト王権』(岩波新書)、『女帝の古代日本』(岩波新書)、『蘇我氏の古代』『大化改新を考える』(岩波新書)他多数。

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