大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
人生の最期を自分の理想的なものとするためには、人生の終わりのための準備活動（＝終活）が必要です。もっとも、“具体的に何をしたらいいのか、どこから手をつけたらいいのか、よくわからない……”というのが本当のところではないかと思います。この講座は、終活の全体像と取り組む内容・必要となる知識の概要について、経験豊かな弁護士と法律の専門家が、わかりやすく解説するものです。この講座で、漠然とした不安を解消して、できるだけ誰にも迷惑をかけない人生の畳み方を一緒に考えてみませんか？

【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:10月15日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 10月23日(土) その時を「迎えるまで」に～(1)預貯金とその他の金融資産の整理
第1回は、財産整理のなかで、預貯金と、預貯金以外の金融資産(有価証券・保険など)に関する財産整理を考えます。

第2回 10月30日(土) その時を「迎えるまで」に～(2)不動産の整理
第2回は、いよいよ財産整理の最大のヤマ場とも言える不動産の終活について考えます。

第3回 11月 6日(土) その時を「迎えるまで」に～(1)医療
第3回は、その時を迎えるまでに必要となる医療について考えます。

第4回 11月13日(土) その時を「迎えるまで」に～(2)介護
第4回は、その時を迎えるまでに必要となる介護について考えます。

第5回 11月20日(土) その時を「迎えたあと」に～(1)葬儀と供養、そして遺言
第5回から、その時を迎えた後のことについて考えます。最初は、葬儀やお墓、遺言について考えます。

第6回 ??11月27日(土) その時を「迎えたあと」に～(2)遺留分と法定相続
最終回は、遺留分と法定相続について考えます。人生を上手に締め括る相続を考えましょう。

【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

参考図書
・クロワッサン特別編集『身内に迷惑をかけない生前の手続き』(マガジンハウス、2019年)
・東京大学高齢社会総合研究機構編『東大がつくった高齢社会の教科書』(東京大学出版会、2017年)
※購入は任意です

名前	平田 厚
肩書き	明治大学専門職大学院法務研究科教授・弁護士(第二東京弁護士会)
プロフィール	昭和35年5月:鹿児島市生まれ。昭和54年3月:鹿児島県立鶴丸高等学校卒業。昭和60年3月:東京大学経済学部卒業。昭和62年11月:司法試験合格。平成2年4月:弁護士登録。平成8年9月:ベルギー、ルーヴァン・カトリック大学留学。平成16年4月:明治大学法科大学院専任教授となる(民法担当)。平成24年1月:日比谷南法律事務所を設立

名前	小西 知世
肩書き	コーディネータ ・明治大学法学部准教授
プロフィール	國學院大學法学部卒業後、明治大学大学院博士後期課程法学研究科単位取得退学。筑波大学大学院人文社会科学研究科法学専攻准教授を経て現職。主な研究分野・研究テーマは医事法、看護制度、医師患者関係をめぐる諸問題(とくにインフォームド・コンセント論)。著書に、『医療安全とプロフェッション──民事法の立場から──」年報医事法学26 巻163～171 頁(2011年)』など。

名前	星野 茂
肩書き	コーディネータ・ 明治大学ELM運営委員長・明治大学法学部准教授
プロフィール	1959(昭和34)年生まれ。明治大学大学院法学研究科修了。主たる研究対象は、家族をめぐる法律問題。「成年後見法と精神保健福祉法」(判例タイムズ972号)、「わが国における同性愛者をめぐる家族法上の諸問題」(法律論叢69巻4.・5・6号)、「わかりやすい成年後見・権利擁護」(共編著 民事法研究会2009年)、「相続回復請求権」(法律時報2011年1月号)などの論文がある。