講座詳細情報
申し込み締切日:2021-10-04 / 日本史 / 学内講座コード:21220210
日本古代の王権と音楽X 大嘗祭とその歌舞
- 開催日
- 10月12日(火)、10月26日(火)、11月 9日(火)、11月16日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,920円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
古代の為政者が音楽をどのように統治に利用してきたかを、文学や歴史の資料からたどる講座です。
現代の音楽観とは異なり、日本を含む古代東アジアでは、音楽は統治方法の一つでした。音楽によって人心を正しく導き得るとする、中国礼楽思想の影響によります。
大嘗祭は、天皇即位ののち最初に挙行される大規模な新嘗祭(宮廷で行われる収穫儀礼)です。十一月の中または下の卯の日から午の日にかけての四日間、荘厳な儀式と盛大な饗宴が催され、外来楽をもととした雅楽や、古事記に由来するさまざまな日本の歌舞が演じられます。今期は平安時代の大嘗祭について、とくに日本古来の歌舞を中心にみていきます。また、第4回では雅楽家である石川高氏をお迎えし、日本古代の歌謡について、お話と実演をして頂きます。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:10月4日(月)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月12日(火) 鎮魂祭ー大直日歌(おおなおびのうた)・倭舞(やまとまい)ー
鎮魂祭は新嘗祭・大嘗祭の前日に行われた、天皇の魂を安定させるための祭祀です。
第2回 10月26日(火) 清暑堂御神楽(せいしょどうのみかぐら)
大嘗祭の三日目には、豊楽殿の後房である清暑堂において神楽が行われます。
第3回 11月 9日(火) 豊明節会(とよのあかりのせちえ)
大嘗祭の四日目には盛大な饗宴が催され、舞姫による五節舞などが演じられました。
第4回 11月16日(火) 古代歌謡 ーちとせの千歳(せんざい)やー
鎮魂祭・清暑堂御神楽・豊明節会などにちなむ歌謡を解説実演し、歌唱体験も行います。
古代の為政者が音楽をどのように統治に利用してきたかを、文学や歴史の資料からたどる講座です。
現代の音楽観とは異なり、日本を含む古代東アジアでは、音楽は統治方法の一つでした。音楽によって人心を正しく導き得るとする、中国礼楽思想の影響によります。
大嘗祭は、天皇即位ののち最初に挙行される大規模な新嘗祭(宮廷で行われる収穫儀礼)です。十一月の中または下の卯の日から午の日にかけての四日間、荘厳な儀式と盛大な饗宴が催され、外来楽をもととした雅楽や、古事記に由来するさまざまな日本の歌舞が演じられます。今期は平安時代の大嘗祭について、とくに日本古来の歌舞を中心にみていきます。また、第4回では雅楽家である石川高氏をお迎えし、日本古代の歌謡について、お話と実演をして頂きます。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:10月4日(月)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月12日(火) 鎮魂祭ー大直日歌(おおなおびのうた)・倭舞(やまとまい)ー
鎮魂祭は新嘗祭・大嘗祭の前日に行われた、天皇の魂を安定させるための祭祀です。
第2回 10月26日(火) 清暑堂御神楽(せいしょどうのみかぐら)
大嘗祭の三日目には、豊楽殿の後房である清暑堂において神楽が行われます。
第3回 11月 9日(火) 豊明節会(とよのあかりのせちえ)
大嘗祭の四日目には盛大な饗宴が催され、舞姫による五節舞などが演じられました。
第4回 11月16日(火) 古代歌謡 ーちとせの千歳(せんざい)やー
鎮魂祭・清暑堂御神楽・豊明節会などにちなむ歌謡を解説実演し、歌唱体験も行います。
備考
【講座をお薦めする方】
古代日本の音楽や儀礼に興味のある方。
【教材】
・配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
古代日本の音楽や儀礼に興味のある方。
【教材】
・配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
講師陣
名前 | 西本 香子 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は『うつほ物語』『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学。とくに、古代文学における音楽と王権との関係について、礼楽思想で尊ばれた琴(きん)の扱われ方を中心に考察している。著書に『古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴(こと)から源氏物語の琴(きん)へ―』(高志書院 2018年9月)がある。 |
名前 | 石川 高 |
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肩書き | 笙演奏家 |
プロフィール | 宮田まゆみ、芝祐靖、豊英秋各氏に雅楽を師事。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)に所属している。独奏者としても、様々な音楽家と共に活動し、即興演奏も行う。和光大学、学習院大学、沖縄県立芸術大学にて講義を行い、朝日カルチャーセンター新宿にて、「古代歌謡」講座を20年にわたり担当している。2019年には、アテネ、トロント、ストックホルム、ハダースフィールド(イギリス)で開催された音楽祭に参加。 |
名前 | 吉村 武彦 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は、日本古代史。主な著書に、『日本古代の社会と国家』(岩波書店)、『新版 古代天皇の誕生』(角川ソフィア文庫)、『聖徳太子』(岩波新書)、『ヤマト王権』(岩波新書)、『女帝の古代日本』(岩波書店)、『蘇我氏の古代』『大化改新を考える』(岩波新書)他多数。 |