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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-05-25 / その他教養 / 学内講座コード:21120062

【対面】写本を読んでみる-成尋阿闍梨母集 毎回本文の一部を写本(影印)を読んでみます。

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
6月 2日(水)、6月16日(水)、6月30日(水)、7月14日(水)
講座回数
4回
時間
13:30~15:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,800円
定員
20
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
高貴権門の家系の出自の作者は、平安の女流文学が華やかに開花した時代に少女期を過ごした。母の死、夫との死別と言う悲運にありながらも、僧侶となった二人の息子を誇りに支えに齢八十余まで穏やかな充足した日々を送っていた。延久元(1069)年、誉れ高い高僧の息子から渡宋の決意と母との離別を告げられる。齢八十余にしての息子との突然の離別の悲嘆苦悩は長命故の不幸、罪であると我が身を厭い、現世での再会は望むべくもなく極楽浄土での再会を祈願するのみの日々。そして遠く離れて行く我が子の無事を一心一途に仏に祈る老母の愛の日記を読む。

【特記事項】
■対面での講座実施については講座開始月の約一か月前の状況をもとに受付開始の判断を行います。
状況次第では開講を見送る場合やオンライン講座に変更となる場合もございますのでご了承ください。

申込開始5月上旬

【講義概要】
第1回 6月 2日(水) 成尋渡宋の決意
息子成尋に渡宋の意思決意を告げられ離別を悲しみ嘆く。

第2回 6月16日(水) 成尋との離別
比類ない成尋の志は嬉しく誇らしくもあるものの遠く長い離別は我が長命故の罪と思う。

第3回 6月30日(水) 悲嘆の涙の日々
所用で一時淀から帰京した成尋との再会と再度の別れの悲しみは哀絶を極める。

第4回 7月14日(水) 極楽往生の願い
成尋渡宋の報せにもはや現世での再会の望みは絶たれ極楽浄土での再会を祈る。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 土田 節子
肩書き 国文学研究資料館を経て元いわき明星大学准教授
プロフィール
名前 日向 一雅
肩書き 明治大学名誉教授、(一社)紫式部顕彰会理事
プロフィール 東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。

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