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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-04-30 / 日本史:世界史 / 学内講座コード:21120034

【リアルタイム】古代日本と朝鮮渡来文化 近江における渡来文化の受容と展開をさぐる

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月13日(木)、5月27日(木)、6月10日(木)、6月24日(木)、7月 1日(木)、7月15日(木)
講座回数
6回
時間
17:00~18:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人は、最初は近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。本講座では、近江国における渡来文化の受容と展開をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。

【特記事項】
※本講座はオンライン受講のみとなります。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:4月30日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 5月13日(木) 近江国の渡来文化
近江国の渡来人たちによる地域の開発や文化の導入を概説し、百済の滅亡と共に近江に定着した百済遺臣について解説します。

第2回 5月27日(木) 近江国の古代豪族息長氏
息長氏は坂田郡の南部、天野川を本拠地とした古代豪族であり、古代天皇家を支える外戚氏族となったその背景について考察します。

第3回 6月10日(木) 継体天皇の出自と息長氏
息長氏は継体天皇と関わりが深く、継体の出自氏族とする有力な学説も出されており、息長氏と渡来文化の実態について検討します。

第4回 6月24日(木) 近江臣毛野の実像と伽耶
近江臣毛野は、継体天皇末年に「任那」の復興のため派遣された将軍として登場し、その出自と伽耶との関わりについて解説します。

第5回 7月 1日(木) 近江国蒲生郡の渡来氏族
蒲生郡は古代から多様な渡来文化が花開いていたところであり、郡内の渡来氏族について検討します。

第6回 7月15日(木) 百済遺臣・鬼室集斯一族の軌跡
白村江の敗戦後、日本に亡命した鬼室集斯は蒲生郡に移住し、鬼室集斯とその後裔の軌跡について考察します。

備考

【講座をお薦めする方】
古代日本における渡来人や渡来文化に興味をお持ちの方。

【教材】
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金 任仲
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学」(方丈堂出版、共著)、論文に「古代日本と朝鮮渡来文化」(『文芸研究』109号、2009)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『淵民学志』31輯、2019)など。

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