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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-04-01 / 日本史 / 学内講座コード:20120008

古代日本と朝鮮渡来文化 滋賀・京都における渡来文化の受容と展開をさぐる

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月 9日(木)、4月23日(木)、5月 7日(木)、5月21日(木)、6月 4日(木)、6月18日(木)、7月 2日(木)、7月16日(木)
講座回数
8回
時間
17:00~18:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
21,450円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは縄文時代の終り、すなわち紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人の多くは京・近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。本講座では、滋賀と京都における渡来文化の受容と展開をめぐって、当時の日韓両国の歴史的背景や政治的・社会的影響などについて、理解を深めて行きたいと思います。今年度の「渡来人のルーツを訪ねて」(オプション・自由参加)の旅は、滋賀と京都のなかの渡来文化の遺跡を見学する予定です。

【特記事項】
※お知らせ※
2020年度春期リバティアカデミー講座について,予定どおり募集を受け付けますが,新型コロナウイルス等感染症の状況により,今後,縮小・延期・中止等の判断を行う可能性があります。
リバティアカデミーから発信される情報をこまめに確認するようお願いします。(2020年2月27日)


写真:高句麗僧曇徴作「碾磑( 石臼)」(大宰府・観世音寺境内)

【講義概要】
第1回 4月 9日(木) 近江朝と渡来文化

第2回 4月23日(木) 近江の古代豪族息長氏

第3回 5月 7日(木) 近江の古代豪族和邇氏

第4回 5月21日(木) 百済遺民・鬼室集斯の軌跡

第5回 6月 4日(木) 近江の狛坂寺址摩崖仏と渡来人

第6回 6月18日(木) 京都の南山城と高句麗

第7回 7月 2日(木) 桓武天皇と渡来人

第8回 7月16日(木) 張保皐と円仁との交流

備考

【教材】
配付資料

講師陣

名前 金 任仲
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学」(方丈堂出版、共著)、論文に「古代日本と朝鮮渡来文化」(『文芸研究』109号、2009)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『淵民学志』31輯、2019)など。
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