講座詳細情報
申し込み締切日:2019-11-01 / その他教養 / 学内講座コード:19270017
Z会寄付講座 大岡信と連詩 ~その考え方と実践~
- 開催日
- 11月 9日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 150
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
現代詩は個に閉じこもることによって、発展してきた。同時にその息苦しさや限界についてもいろいろと認識されているところである。大岡信はこの危機とも言える状況を乗り越える手段として、詩の共同作業の可能性に注目していた。すなわち彼は、日本古来の連歌、連句の精神を現代に甦らせ、口語自由詩に新しい生を吹き込むことによって現代詩の革命を図ったとも考えられるのではないか。このあたりを彼と連衆の足跡を辿ることによって考察してゆきたい。たとえば、モノローグvs連衆とのダイアログあるいは読者とのダイアローグ。におい、うつり、ひびき、くらい。間や空間について、等。また、大岡以降、現在行われている連詩の試みについても実見することによって、どのような方向に向かっているのか観てみたい。
【特記事項】
■受講料:無料
【申込方法】事前予約制です。(全席自由、先着150名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■会場:駿河台キャンパス リバティタワー1階 1012教室です。
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水駅」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町駅」徒歩5分です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【ごあいさつ ―寄付講座開設にあたって―】
Z会は、大岡信氏の偉大な業績と生き様を語り継ぐ取組として、本講座に協賛させていただいております。
お誘い合わせのうえご受講いただければ幸甚でございます。
【大岡 信 氏】
詩人、評論家。1931(昭和6)年静岡県三島市に歌人大岡博の長男として生まれ、中学時代から作歌・詩作を行う。東大国文科卒。読売新聞社外報部記者を経て、明治大学、東京芸術大学で教鞭を執る。1979年から朝日新聞に連載した「折々のうた」で菊池寛賞を受賞。1995(平成7)年恩賜賞、日本芸術院賞受賞。1996年朝日賞受賞。1997年文化功労者。2003年文化勲章受賞。2004年フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章オフィシエ受賞。詩集『記憶と現在』『春、少女に』『透視図法-夏のための』『ぬばたまの夜、天の掃除機せまってくる』『鯨の会話体』など、評論『現代詩試論』『紀貫之』『うたげと弧心』『詩人 菅原道真 うつしの美学』『日本の詩歌 その骨組みと素肌』などのほか著書多数。
【講義概要】
第1回 11月 9日(土)
現代詩は個に閉じこもることによって、発展してきた。同時にその息苦しさや限界についてもいろいろと認識されているところである。大岡信はこの危機とも言える状況を乗り越える手段として、詩の共同作業の可能性に注目していた。すなわち彼は、日本古来の連歌、連句の精神を現代に甦らせ、口語自由詩に新しい生を吹き込むことによって現代詩の革命を図ったとも考えられるのではないか。このあたりを彼と連衆の足跡を辿ることによって考察してゆきたい。たとえば、モノローグvs連衆とのダイアログあるいは読者とのダイアローグ。におい、うつり、ひびき、くらい。間や空間について、等。また、大岡以降、現在行われている連詩の試みについても実見することによって、どのような方向に向かっているのか観てみたい。
【特記事項】
■受講料:無料
【申込方法】事前予約制です。(全席自由、先着150名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
■この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■会場:駿河台キャンパス リバティタワー1階 1012教室です。
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水駅」徒歩3分、丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町駅」徒歩5分です。
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【ごあいさつ ―寄付講座開設にあたって―】
Z会は、大岡信氏の偉大な業績と生き様を語り継ぐ取組として、本講座に協賛させていただいております。
お誘い合わせのうえご受講いただければ幸甚でございます。
【大岡 信 氏】
詩人、評論家。1931(昭和6)年静岡県三島市に歌人大岡博の長男として生まれ、中学時代から作歌・詩作を行う。東大国文科卒。読売新聞社外報部記者を経て、明治大学、東京芸術大学で教鞭を執る。1979年から朝日新聞に連載した「折々のうた」で菊池寛賞を受賞。1995(平成7)年恩賜賞、日本芸術院賞受賞。1996年朝日賞受賞。1997年文化功労者。2003年文化勲章受賞。2004年フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章オフィシエ受賞。詩集『記憶と現在』『春、少女に』『透視図法-夏のための』『ぬばたまの夜、天の掃除機せまってくる』『鯨の会話体』など、評論『現代詩試論』『紀貫之』『うたげと弧心』『詩人 菅原道真 うつしの美学』『日本の詩歌 その骨組みと素肌』などのほか著書多数。
【講義概要】
第1回 11月 9日(土)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 新延 拳 |
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肩書き | 日本現代詩人会前理事長 歴程同人 |
プロフィール | 1953年東京生まれ。1976年 東京大学経済学部卒業、1982年 米国インディアナ大学経営大学院修了(MBA)。 2006年夏、ウランバートルにおいてWAAC(World Academy of Arts & Culture)より名誉文学博士号を授与。 2002年詩集『わが祝日に』(地球賞、詩と創造賞)、2009年詩集『永遠の蛇口』(更科源蔵文学賞)。 聖書新翻訳事業編集委員(日本聖書協会新共同訳)、 歴程同人、 日本現代詩人会前理事長、 詩歌文学館評議員。 |