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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-01 / その他教養 / 学内講座コード:19220063

畳む文化が育む折紙工学 困難を解決する、つくることで理解する科学観

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 生田キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月 9日(土)、11月16日(土)、11月30日(土)
講座回数
3回
時間
13:00~15:00
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
4,400円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
折紙構造は、軽くて剛い、展開収縮可能と非常に魅力的な特性を有すものの一般構造より複雑なため大量生産方式の開発が困難などの理由で、生産コストの制限が比較的緩やかな宇宙産業以外の適用は困難であった。この中で本学では、(1)折紙設計、(2)軽くて剛い折紙構造の設計・製造、(3)展開収縮可能な折紙構造の設計・製造の折紙工学3つの柱それぞれで数々の世界に誇る産業を起こし、また起こしつつある。これらはいわば日本古来の「畳む文化」と「作ることで理解する科学観」の日本固有のDNAが齎したものである。紙、折り紙の歴史を概観し、折紙工学がどのようにして誕生したかについても言及する。

【特記事項】
川崎市教育委員会連携事業 【協力】(株)インターローカス

◆入会金無料講座◆
2019年度に「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
※この講座は、ポイント対象外です。

【講義概要】
第1回 11月 9日(土) 折紙のデザインの多様性と機能性
紙以外の素材を使った折紙とは?具体例を交えながら、人の役に立つ折紙を紹介します。

第2回 11月16日(土) 折り畳みの数理から折紙工学へと続く道
フイゴ定理を経て折紙工学の応用例へと続く道を、工作を交えながら辿ります。

第3回 11月30日(土) 優れた特性を有す折紙構造の産業化の課題とその解決法について
折紙構造の産業化を阻害している要因とその解決法について例を挙げて説明します(美しく折りたためるペットボトル、自動車などのエネルギー吸収材、赤ちゃんオムツなど)。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 萩原 一郎
肩書き コーディネータ、明治大学研究・知財戦略機構特任教授、先端数理科学インスティテュート及び自動運転社会総合研究所所員
プロフィール 京都大学工学研究科数理工学専攻修士課程修了後日産自動車に入社、24年間勤務の後、1996年4月東京工業大学教授(工学部機械科学科、後、機械物理工学専攻)、2012年4月より明治大学研究・知財戦略機構特任教授。東京大学論文博士。東京工業大学名誉教授。天津大学名誉教授。第22期23期学術会議会員。日本機械学会・日本応用数理学会名誉会員。米国機械学会・自動車技術会・日本シミュレーション学会・アジアシミュレーション学会連合フェロー会員。
名前 奈良 知恵
肩書き 明治大学研究・知財戦略機構客員研究員、先端数理科学インスティテュート所員
プロフィール お茶の水女子大学で博士の学位を取得後,武蔵工業大学(現 東京都市大学)に就職(助手,その後講師),同大学からの奨励を得て1年間ミシガン大学にて客員研究員。2001年より東海大学(助教授,その後教授)に勤務。同大学定年退職後,2015年4月から明治大学 先端数理科学インスティテュート(MIMS)研究員,り研究知財研究機構客員教授を歴任。日本数学会,アメリカ数学協会,日本折紙学会などの会員。
名前 石田 祥子
肩書き 明治大学理工学部機械工学科准教授
プロフィール 2004年京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。民間企業にて勤務の後、明治大学先端数理科学インスティテュート研究員、同大理工学部助教、専任講師等を経て、2019年4月より現職。折紙の数理に基づいた構造設計と展開収縮構造の工学応用を研究。博士(工学)。
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