講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-29 / その他教養 / 学内講座コード:19220017
ことわざ社会心理学のすゝめ? ことわざをデータとして社会・文化・人間関係、そしてこころについて愉しく学ぼう
- 開催日
- 10月 7日(月)、10月21日(月)、10月28日(月)、11月11日(月)、11月25日(月)、12月 9日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 13,750円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
シリーズの「5」回目です。「5」にちなんで「五十歩百歩」をことわざ社会心理学の視点で見直
してみましょう。この句の辞書的意味は「五十歩を以って百歩を笑う」「大同小異」「目糞鼻糞を笑う」などの類句が明確にその意を表しています。五十歩の倍が百歩であり、似たり寄ったりとは言い切れないという視点でこの句を用いると国語学としては誤用とされます。しかし、社会心理学的意味では「明日の百より今日の五十」「明日の親鳥より今日の卵」というように将来の不確実なものよりわずかでも現実の確実な方がよいという判断もあり得ます。「善悪、利害、快不快、好き嫌い、賛否、美醜」などの二項対立を二者択一するばかりではなく、多様な視点を許容し、時と場合、臨機応変に「分別、けじめ」をもって瞬時の判断をする度量が日本人の大人としての条件であるという視点もあり得ます。
【講義概要】
第1回 10月 7日(月) ことわざ社会心理学の再点検
ことわざをデータとして、日本の社会・文化、そして人々の行動傾向を再点検してみましょう。
第2回 10月21日(月) 生活に密着していた鯔、それを伝えるコトバ
たとえば「鯔背」、ボラを題材に、生活の変化とことわざの関係について考えます。
第3回 10月28日(月) 商いにおける「信用」をめぐることわざ
ウソも方便・あとの祭り・焦眉の急などのことわざや噂、流言飛語、吹聴のリアリズムを探る。
第4回 11月11日(月) 人間関係に指針を与えてくれることわざ
「一期一会」をはじめとして、人との出会いや人間関係をことわざから考えてみましょう。
第5回 11月25日(月) 講談の中のことわざ-Part 4
これぞ言葉の技!講談の中で心地よく響くことわざを実演でお楽しみ下さい。
第6回 12月 9日(月) 創作ことわざからこころの問題や社会を考える
創作ことわざを通して、こころの問題を抱えている人たちの思いや若者たちの価値観を考察します。
シリーズの「5」回目です。「5」にちなんで「五十歩百歩」をことわざ社会心理学の視点で見直
してみましょう。この句の辞書的意味は「五十歩を以って百歩を笑う」「大同小異」「目糞鼻糞を笑う」などの類句が明確にその意を表しています。五十歩の倍が百歩であり、似たり寄ったりとは言い切れないという視点でこの句を用いると国語学としては誤用とされます。しかし、社会心理学的意味では「明日の百より今日の五十」「明日の親鳥より今日の卵」というように将来の不確実なものよりわずかでも現実の確実な方がよいという判断もあり得ます。「善悪、利害、快不快、好き嫌い、賛否、美醜」などの二項対立を二者択一するばかりではなく、多様な視点を許容し、時と場合、臨機応変に「分別、けじめ」をもって瞬時の判断をする度量が日本人の大人としての条件であるという視点もあり得ます。
【講義概要】
第1回 10月 7日(月) ことわざ社会心理学の再点検
ことわざをデータとして、日本の社会・文化、そして人々の行動傾向を再点検してみましょう。
第2回 10月21日(月) 生活に密着していた鯔、それを伝えるコトバ
たとえば「鯔背」、ボラを題材に、生活の変化とことわざの関係について考えます。
第3回 10月28日(月) 商いにおける「信用」をめぐることわざ
ウソも方便・あとの祭り・焦眉の急などのことわざや噂、流言飛語、吹聴のリアリズムを探る。
第4回 11月11日(月) 人間関係に指針を与えてくれることわざ
「一期一会」をはじめとして、人との出会いや人間関係をことわざから考えてみましょう。
第5回 11月25日(月) 講談の中のことわざ-Part 4
これぞ言葉の技!講談の中で心地よく響くことわざを実演でお楽しみ下さい。
第6回 12月 9日(月) 創作ことわざからこころの問題や社会を考える
創作ことわざを通して、こころの問題を抱えている人たちの思いや若者たちの価値観を考察します。
備考
【教材】
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 穴田 義孝 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京都文京区生まれ。明治大学政治経済学部卒業・明治大学大学院政治経済学研究科修士課程修了・東洋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得満期退学。札幌大学教養部専任講師、助教授を経て、1983年から明治大学政治経済学部助教授を経て教授。2017年3月退職。政治学博士。「ことわざ社会心理学」提唱。 |
名前 | 西川 桂史 |
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肩書き | 民俗学者 |
プロフィール | 2018年明治大学情報コミュニケーション研究科博士後期課程 単位取得退学。2017年からNPO法人 郷土のことわざネットワーク社員。 日本民俗学会、群馬歴史民俗研究会、新潟県民俗学会、日本ことわざ文化学会会員。 門付芸の一つである春駒の研究の為、定期的に新潟県や群馬県の村落で調査を行う。 「実際に体験すること」が信条。可能な限り交通機関を用いない調査を心がけている。 修士学位請求論文執筆の際は、東京都23区に鎮座する全ての神社(書物上で確認できる)を8ヶ月かけて調べた。 |
名前 | 中畑 充弘 |
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肩書き | 了徳寺大学・大月短期大学 非常勤講師、明治大学 客員研究員 |
プロフィール | 1971年 東京都港区生まれ。明治大学大学院 政治経済学研究科 博士後期課程修了。博士(政治学)。国立民族学博物館 特別共同利用研究員、明治大学 政治経済学部 助手、法政大学 沖縄文化研究所 国内研究員、京都外国語大学 非常勤講師、明治大学 経営学部 兼任講師を経て、現在、大月短期大学 非常勤講師、了徳寺大学 非常勤講師、香港大學 客員研究員、明治大学 知財・研究機構 客員研究員。専門は経営人類学 |
名前 | 山田 千香子 |
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肩書き | 聖徳大学 心理・福祉学部教授 |
プロフィール | 1992年明治大学大学院政治経済学部前期課程修了。 1998年お茶の水女子大学大学院博士課程修了、学術博士(文化人類学)放送大学、大東文化大学、東京国際大学,川村学園非常勤講師、日本民族研究所研究員を経て、1999年4月長崎県立大学経済学部助教授、2004年4月~2016年3月 長崎県立大学経済学部教授、2016年4月聖徳大学心理・福祉学部特任教授。 |
名前 | 宝井 一凜 |
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肩書き | 講談師 |
プロフィール | 東京都立川市出身。1999年に約8年のフリーライター経験ののち田辺一鶴に入門。2000年より講談協会所属。2013年真打昇進。NHKFM「とことん長い歌」パーソナリティー。放送大学講座にて講談「ドン・キホーテ」。四谷伝統芸能振興会主催 第5回グランドチャンピオン大会 優勝。岩手県奥州大使。昭島市観光大使。 |
名前 | 川島 洋 |
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肩書き | 大月短期大学兼任講師、ESPミュージカルアカデミー講師 |
プロフィール | 1970年東京都青梅市生まれ。明治大学政治経済学部卒業、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻修了。大月短期大学兼任講師、専門学校ESPエンタテインメント東京講師。NPO法人郷土のことわざネットワーク・ことネット理事。 |
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