講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-29 / 日本史 / 学内講座コード:19220003
石仏が語る信仰と歴史 ―路傍の石仏の見方入門 その2―
- 開催日
- 10月 7日(月)、10月21日(月)、11月18日(月)、11月25日(月)、12月 9日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 12,650円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
路傍に立つお地蔵様、村境の道祖神、街中にも多い庚申塔・・・露座を前提に夥しい数が造立され、私たちの先祖の誰かが祈りを捧げてきた石の仏。これらについて考えることは、日本人の感性、宗教観、そして生活に根ざした信仰の形を学ぶことにつながります。2回目となる本年度は、石造物の基礎知識を学ぶことに加えて、様々な視点から捉えた多彩なその魅力をお伝えします。
【特記事項】
【後援】日本石仏協会
【講義概要】
第1回 10月 7日(月) 石仏の楽しみ方
石仏というテーマへの多彩なアプローチを紹介し、その奥深い世界を解説する。
第2回 10月21日(月) 石造物の基礎知識
石造物を見て歩くについての基礎知識を概観し、学習法や研究史にも触れる。
第3回 11月18日(月) 身近な石仏探訪
普段は見過ごしがちな、身近な場所に佇む石仏を紹介し、その実際の表情に触れる。
第4回 11月25日(月) 石仏・石像を彫る私
大仏師である石彫家の、石仏に寄せる眼差しを学ぶ。
第5回 12月 9日(月) 山の石仏・姥神
山の信仰と深い関わりを持つ石仏。その多彩な形態の中から姥神のルーツに迫る。
路傍に立つお地蔵様、村境の道祖神、街中にも多い庚申塔・・・露座を前提に夥しい数が造立され、私たちの先祖の誰かが祈りを捧げてきた石の仏。これらについて考えることは、日本人の感性、宗教観、そして生活に根ざした信仰の形を学ぶことにつながります。2回目となる本年度は、石造物の基礎知識を学ぶことに加えて、様々な視点から捉えた多彩なその魅力をお伝えします。
【特記事項】
【後援】日本石仏協会
【講義概要】
第1回 10月 7日(月) 石仏の楽しみ方
石仏というテーマへの多彩なアプローチを紹介し、その奥深い世界を解説する。
第2回 10月21日(月) 石造物の基礎知識
石造物を見て歩くについての基礎知識を概観し、学習法や研究史にも触れる。
第3回 11月18日(月) 身近な石仏探訪
普段は見過ごしがちな、身近な場所に佇む石仏を紹介し、その実際の表情に触れる。
第4回 11月25日(月) 石仏・石像を彫る私
大仏師である石彫家の、石仏に寄せる眼差しを学ぶ。
第5回 12月 9日(月) 山の石仏・姥神
山の信仰と深い関わりを持つ石仏。その多彩な形態の中から姥神のルーツに迫る。
備考
【教材】
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 坂口 和子 |
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肩書き | 日本石仏協会会長 |
プロフィール | 1977年、日本石仏協会設立と同時に入会。常任理事、副会長を経て1992年会長就任。現在に至る。 |
名前 | 嘉津山 清 |
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肩書き | 史迹美術同攷会理事 東京石碑研究会代表 |
プロフィール | 1977年日本庭園研究会に参加。石造物研究の礎を築いた川勝政太郎博士に師事。史迹美術同攷会理事。川勝博士存命中は東京支部長。千々和実先生の東国文化研究会に所属。全国の日本庭園調査、石塔調査、現在は石碑の保存と記録のため全国調査に携わる。著書に『江戸前の石工 窪世祥』(第一書房)。歴史考古学会会員。日本考古学会会員。日本石仏協会理事。 |
名前 | 中野 高通 |
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肩書き | 日本石仏協会常任理事 |
プロフィール | 小学生時代に若杉慧の著書『野の佛』に触れて以来、石仏に関心を寄せる。現在会社勤務の傍ら、父祖の地である九州佐賀を中心に石仏探訪を続けている。2004年、日本石仏協会入会。「肥前狛犬を学ぶ会」会員。2017年度リバティアカデミー春期講座「狛犬から眺める日本とアジア」に於いて「九州『肥前狛犬』の世界」、2018年度秋期の本講座で「磨崖仏の世界」の講師を担当。 |
名前 | 長岡 和慶 |
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肩書き | 日本石仏協会理事 三井寺大仏師 三千院大仏師 石彫家 |
プロフィール | 昭和30年北海道滝川市生まれ。兄?山の勧めで修業を始め、27歳で独立。岡崎市にアトリエを構え、制作活動を続けている。これまで850余体を作り、東大寺や延暦寺、三井寺、三千院、永平寺、泉涌寺などの著名寺院、大英博物館やライプチヒ民族博物館にも収蔵。著作は「長岡兄弟仏像彫刻写真集」、「石仏を彫る」、「長岡和慶の世界」等。石仏では国内外初の「大仏師」の称号を三井寺、三千院門跡より兄弟で授与される。 |
名前 | 田中 英雄 |
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肩書き | 日本石仏協会副会長 |
プロフィール | 日本石仏協会副会長 石仏の見方を案内した共著「石仏巡り入門」(1997年、大法輪閣)、「石仏探訪必携ハンドブック」(2004年、青娥書房)に続いて、さまざまな神々が鎮座する里山の石仏を紹介したのが「里山の石仏巡礼」(2006年、山と渓谷社)、さまざまな神々のネットワークを探りまとめたのが「東国里山の石神・石仏系譜」(2014年、青娥書房)だった。山の石仏紹介はホームページ「偏平足」で今も続く。 |
名前 | 川野 明正 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学法学部教授、大学院教養デザイン研究科教授 |
プロフィール | 明治大学法学部教授。1967年東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学、博士(文学)。アジアの民間信仰を、獅子像や、妖怪・呪術・呪符などのテーマから研究。著書に『神像呪符〈甲馬子〉集成―中国雲南省漢族・白族民間信仰誌』(東方出版)、『中国の〈憑きもの〉―華南地方の蠱毒(こどく)と呪術伝承』(風響社)、『雲南の歴史―アジア十字路に交錯する多民族世界』(白帝社)等。 |