検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-10 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:19120070

世界の聖典を読む 聖典から読み解くキリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・儒教・道教・仏教

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月18日(木)~6月27日(木)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
25,000円
定員
40
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
今、世界を動かしている要因は政治・経済・宗教です。このうち、私たちにとって最も理解しにくいのが宗教です。なぜなら、政治や経済には、私たちでもある程度まで理解できそうな法則性や規律性があるのに対して、宗教にはその宗教を信仰している人以外には、とても受け入れられないような要素や行動原理が見られるからです。宗教を理解するための方法はいくつもありますが、一番確実なのは、それぞれの宗教が絶対の聖典とみなしてきた文献を読み解くことです。セム型一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)は旧約聖書と新約聖書とコーラン/ハディース、インド型宗教(ヒンドゥー教・仏教)はヴェーダ/ウパニシャッドと仏典、中国型宗教(儒教・道教)は論語と老子を、皆さんとご一緒に読みながら、その主張と特徴を考えていきます。

【講義概要】
第1回 4月18日(木) 旧約聖書
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が共有していたセム型一神教の聖典は何を説いているのか?

第2回 4月25日(木) 新約聖書
唯一絶対の神がたった一度だけ地上に現れたとされるイエス。そのイエスは何を説き、どう行動したのか?

第3回 5月 9日(木) コーランとハディース
イスラム教の開祖ムハンマドが、唯一絶対の神アッラーから託されたメッセージとは何だったのか?

第4回 5月16日(木) ヴェーダとウパニシャッド
インド型宗教の原点とされる古代文献は、何を語っているのか。神とは、悟りとは?

第5回 5月23日(木) 論語
中国の精神世界や政治を2000年以上にもわたり導いてきた孔子の教え、すなわち儒教とは何だったのか?

第6回 5月30日(木) 老子
儒教と並んで、中国人の精神世界に大きな影響をあたえてきた道教とは何か?

第7回 6月 6日(木) 原始仏典(ダンマパダ・スッタニパータ)
ブッダは何を説いたのか?四つの真理(四聖諦)や悟りへの八つの道(八正道)は説かれたのか?

第8回 6月13日(木) 大乗仏典(1)(法華経)
永遠不滅のブッダ(久遠実成の本仏)は、なぜ登場してきたのか?大乗仏教とは何か?

第9回 6月20日(木) 大乗仏典(2)(般若心経)
最も短く、最も難解な経典の真意はどこにあるのか?般若心経の秘密を読み解く

第10回 6月27日(木) 密教経典(大日経)
弘法大師空海の行動原理となった聖典は、何を語っているのか。そしてマンダラとは何か?

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶應義塾大学非常勤講師
プロフィール 1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在は慶應義塾大学文学部非常勤講師。専門領域は宗教学。日本とチベットの仏教や修験道を中心に、修行における心身の変容、宗教図像学などを研究。また仏教の智恵を現代に再生し利用する各種の企画を立案し実践する。
名前 林 雅彦
肩書き コーディネータ、明治大学名誉教授
プロフィール 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.